日本マンパワー「キャリアコンサルタント養成講座」を受講中

キャリコン講座アイキャッチ
えつ

こんにちは。管理人の「えつ」です。退職後のハローワーク通いが終了し
今は日本マンパワーの「キャリアコンサルタント養成講座」を受講中です。
久しぶりの「学び」の場で毎回、刺激を受けています。
キャリアコンサルタントに興味がある人、日本マンパワーの講座について
知りたい方は是非、お読みください。

1.キャリアコンサルタントとは?

「キャリアコンサルタント」という職業をご存知ですか?

以前私が勤務していた大学のキャリアセンターでは学生の就活支援を
外部のキャリアコンサルタントに委託していました。

ちなみに厚生労働省の定義はこちら。

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。

厚生労働省HP 「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」より

キャリアコンサルティングを行う専門職として2016年4月からは国家資格になりました。

実はこの資格の受験団体は2つあり、どちらを選んでもいいのですが、相談者への
アプローチ方法に若干の違いがあります。
事前に下の2つの団体の特徴をつかんでおくのがオススメです。

   日本キャリア開発協会(JCDA)
   キャリアコンサルティング協議会

さらに資格取得には「厚生労働省指定の養成講座」で勉強する必要があります。
講座は費用や立地、開講時期を条件に選ぶことになりますが、どちらの団体で
受検するのか決めていると講座選びがよりスムーズです。

私が受講している日本マンパワーの講座は「日本キャリア開発協会」で受けたい人
におススメの講座です。

えつ

養成講座に通い始めて、ちょうど半分折り返しました。

2.日本マンパワーの講座

講座は「通信教育」と「スクーリング」で進められます。
通信教育で理論や知識、スクーリング全12回(オンラインも可)では
実技を勉強します。

スクーリングが始まる1ヶ月前に教材が届きました。

①まずは通信教育から
 テキスト6冊に資料集などがどっさり送られてきます。
 まずはこれを読み進めるところから。

テキストで勉強

②ある程度読み進んだところで映像視聴

 指定されたサイトにアクセスして動画を視聴します。
 テキストと同様に理論の学習が中心で、さらに詳しい内容へと深まります。
 盛りだくさんのコンテンツが用意され、確認テストの提出もあります。

動画で勉強


この映像視聴、ガイドブックに「映像視聴時間68+18時間」と書いてありました。
時間を見つけてコツコツとこなした方がいいです。
確認テストも3回あり、60点以上取らないと追試になってしまいます。

えつ

ううん、このトシで…こんなに覚えられるのかなぁ…
心配だなぁ。

③1ヶ月後、いよいよスクーリングが始まります。
 私は平日のクラスを選んだので比較的人数も少なくゆったりです。
 午前9:30にスタートして夕方6:30まで。みっちり勉強!

参加者は企業の人事・教育担当者だったり
定年以降のセカンドキャリアを考えて…という人も。

スクーリングで勉強

ここからメイン講師、アシスタント講師による実技指導が始まります。
実技は相談者とのカウンセリング技術が中心です。

「ロールプレイ」と言って役割を演じながらの練習となり、
相談者にどんな問いかけをするのかを学んでいきます。

3.スクーリングでの学習

スクーリングではロールプレイの他にも様々なワークショップや、理論の確認も行われます。

とにかく「自分の考えや想いを人に伝えることの練習」と言ってもいいかもしれません。

えつ

じ、実は…人前でしゃべるのって苦手~。

引っ込み思案と言うんでしょうか。(このトシで!?)
人前で自分の想いをスラスラと伝えるのには苦手意識があり、毎回ドキドキしています。

そうは言っても「話す-聴く」ことが大切な仕事。
それに「言語化」の大切さは樺沢紫苑さんも本の中で強調していましたよね。

言語化の魔力アイキャッチ

還暦を目の前に自己改革に取り組み中。(笑)

また「自分とは何者なのか?」を知るワークショップもたくさんあります。
これまでの人生を振り返り、自分にとっての転機を確認したり…
価値観や興味、あるいは適性などについても見つめ直していきます。

人生を振り返る


思えばそんな事、考えもせずに生きていたような。
あらゆる角度から「自分」「自分の持っているモノサシ」を知るいい機会に
なっています。

「自分というフィルター」を通して物事を見ていること。
まずはこれを確認している最中です。

4.やっぱり「ロープレ」は難しい

自己理解が深まったところで…「ロールプレイ」にどう取り組むか。
これが毎回思うように進められず、悩みの種です。

相談=カウンセリングでは「傾聴けいちょう」が大事なポイントになります。
傾聴とは「相手の話に関心を持ち、共感しながら聴く」ことです。

さらにはコンサルタントが問題を解決するのではなく、相談者が自身で
気付きを得られる質問をしていくことが求められます。

なすのごとく

出来事や表面的な事を取り上げて解決するんじゃなくて
そのウラにある相談者の想いを掘り下げるんだね。

そうなんです…頭ではわかっている…つもり…ですが…

できない闇に吸い込まれる
心象風景 暗闇に吸い込まれる「えつ」


「何を聴けばいいんだろう」で頭がいっぱいに。
これってすでに自分のことしか考えていないに等しい。
ちっとも傾聴になっていませんね。(笑)

相談者の「経験」=「感情の動き」を再現する問いかけを
いつも心掛けているんですが…
まだまだ意識し過ぎ…なんですね。

5.まとめ

日本マンパワー主催「キャリアコンサルタント養成講座」の様子をご紹介しました。

  • キャリアコンサルタントとは職業選択や設計、能力の開発などについて
    支援にあたる専門職です。
  • キャリアコンサルタントとして働くためには厚生労働省の指定講座で実習
    を行い、資格試験に合格する必要があります。
  • 試験団体は以下の2つ、どちらでも受験できます。
    日本キャリア開発協会(JCDA)
    キャリアコンサルティング協議会
  • 日本マンパワーの養成講座は通信教育とスクーリング12回の構成です。
    (オンライン受講も可能です。)
    自宅での独習にも意外に時間がかかります。時間を見つけてコツコツと。
  • 資格取得に限らず、コミュニケーション力アップや自己理解を深めたい方にも
    おススメできる講座です。
えつ

スクーリングの半分が過ぎましたが、まだまだ課題は山積みです。
学科試験の暗記モノもなんとかしなくちゃ。がんばります。

キャリアコンサルタントについて知りたい方には
こんな本がオススメですよ。

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