タクシーアプリのAI予約で料金が倍になった話

こんにちは、管理人のえつです。
この夏、旅行に出かける時にタクシーアプリを使ってみました。
事前予約をしたら、乗車料金がなんと、ふだんの倍額に！
今回は、「タクシーGO」アプリを初めて使う人が気をつけるべきポイントをお伝えします。

初めてタクシーアプリを使ってみる

旅行を控えていた私は、以前から気になって
いた「タクシーGO」アプリを使ってみようと思い立ちました。

実は、それほど乗り気ではありませんでした。（笑）

当たり前ですが、この手のアプリを使うには
個人情報の入力が必須です。

どこにでもホイホイと個人情報を入れるのには
抵抗がある、そんな昭和なタイプの私。

とは言え…里山暮らしの身の上です。
家の周りは、すぐにタクシーを拾える環境ではありません。（泣）

旅行だから荷物はあるし、新幹線の時間も気になる～。
指定した時間に家から駅まで送ってくれるタクシーを確保したい！

そこで旅行の1週間前に腰引け気味に
「タクシーGO」のアプリをダウンロード。

恐る恐る会員登録を済ませました。（笑）

ちなみに会員登録の仕方はこちらから。
『GO使い方ガイド』

予約での利用は車内決済ができないので、
クレジット、d払い、Pay Pay払いの
いずれかを選択、「GO PAY」として登録しなければなりません。

登録しておくことで降車時の支払い手続きは
不要になります。
自動的に決済されるシステムです。

私はPay Pay払いを選んだものの、これまでは
ATMでチャージするだけだったので、本人確認
をしていませんでした。

けれどもPay Payでの本人確認をして
いないと、タクシーアプリとは連携できないので、やむなく手続きをすることに。

マイナンバーカードのICチップをスマホに
読み込ませる…なんて怖すぎますぅ。（笑）

昭和なおばさんにとっては、面倒＆緊張の
連続でしたが、なんとか無事に登録を済ませました。

ここまでくれば、あとは迎車の予約を
するだけ。

予約は7日前からできるので、アプリの
「予約」ボタンから日時や乗車地、台数を指定します。

乗車地がズレる問題

今回、私は自宅の住所を乗車地に設定
しました。

住所を入力すると、地図上に乗車地を示す
「ピン」が立つのですが、なぜか家の前
ではなく、道を一本へだてた丘の上にビンが
立ちました。

わぁ、なんでこんな場所にピンが立つんだろう？

これは「田舎の番地あるある現象」で
カーナビなどでもありがちです。

AI様には昔ながらの田舎の番地表記が
理解できなかったんでしょう。

しかし、これに気づかずにいると、当日いくら
待ってもタクシーに会えないことになってしまいます。

ドライバーは指定された場所に到着して、
5分経っても乗客が来ないと、予約をキャンセルしてしまいます。

だから乗車地を入力したら、すぐに地図上の
位置を確認し、間違っていた場合は手動でピンを
動かしておく必要あります。

アプリまかせにせず、地図上の乗車地は
しっかり自分の目で確認しておくのがおススメ。

AI予約手配料って？

乗車地と目的地を入力すると、想定料金を確認できます。

んっ？よく見ると、ふだんの倍額になっているじゃないですか。

通常、タクシーを家に呼ぶ場合は家に
来るまでの料金が加算されます。

いわゆる「迎車料」と呼ばれるもので、
アプリに限らず、電話をかけて呼ぶ時も同じです。

これは昭和のおばさんにも理解できます。

ところが明細を見ると「アプリ手配料100円」と共に「AI予約手配料980円」の表示が。

アプリ手配料とAI予約手配料って何が違うの？
しかも、なんでこんなに高いの？
予定確約するためには仕方がないのかなぁ。

腑に落ちないまま1週間を過ごしました。
確定しているならお知らせが欲しいところですが…。

当日は本当に来てくれるのか、ドキドキ。
指定時間の15分前にならないと、どの車が来るのか表示されないシステムなのです。

予約時間の15分前になり、やっと表示が出ました。

タクシー会社や車のナンバープレートと
一緒に、その車が今どこを走っているかも
リアルタイムで確認できます。

これは確かに便利で、重い荷物を持って
立ちっぱなしで待つ…なんてことにはなりません。

運転手さんから聞いたオドロキの真実

さて、私はこの日ウチに来てくれた
ドライバー氏は、1週間前に私の予定
を入れてくれたものと信じていました。

ところが実際はそうではなかったのです！

ドライバー氏によると、私が予約した時間の
15分前に、「ここんちに行ける人～？」という
連絡が入り、近くを走っていた自分が手をあげただけだと。

タクシーGoに加盟しているドライバーには、
このタイミングでいっせいに通知が入るんだとか。

「AI予約＝タクシーの確保」ではない！？
この時のショックが忘れられません～。（笑）

その時にならないと、どのタクシーが来るの
かはわからないという驚きの真実。

最悪、誰も来てくれない場合はキャンセルと
なり、路頭に迷う羽目に…？

980円もAI予約手配料を払った
意味はどこにあるの？

ドライバー氏は「アプリの『今すぐ呼ぶ』の
ボタンで呼んでください。よっぽどのことが
無い限り、タクシーは呼べますよ。」と教えてくれました。

確かに「今すぐ呼ぶ」のボタンを押すと
「約〇分～〇分で乗車」という表示が出ます。

それでも早朝や天候不良時にはタクシーが
出払ってしまうのでは？

そんな時のためのAI予約かと思っていましたが、どうやら違うようです。

皆さま、利用する時は気をつけてくださいね。
複数台を予約すると、それぞれに手配料がかかりますよ～。

まとめ

タクシーGOアプリは便利なアプリですが、
注意点もあることがわかりました。

入力した住所と乗車地のピンがズレる問題は
ドライバー氏も言っていました。
タクシーに出会えずにキャンセルされてしまうケースは意外にあるそうです。

利用する時は、乗車地を地図上でも確認するのをお忘れなく。

ちなみにGOアプリでは目的地を入力しなくても手配できます。

距離の短い目的地を指定すると、スルーされるケースもあるようです。

これもちょっと用心するべきポイントかもしれませんね。

さらに事前のAI予約は料金が高くなるだけで、
確約ではないことを知っておきましょう。

旅行の帰りに駅から家までタクシーを利用したら1,800円でした。
行きの3,880円の半分以下！！

AI予約、私はリピなしの予定です。（笑）

やはりタクシーは、道路や駅で拾うのが一番
安く乗車できます。

GOアプリを使うなら「今すぐ呼ぶ」で使うのがおススメ。

ただし、この場合も迎車料金とアプリ手配料はかかります。

アプリも実際に使ってみないと
わかりませんね～。
アプリは2次元と3次元の世界を
つないでくれる便利なツール
ですが、万全とは言えないなぁと思いました。

さて、季節もめぐり…そろそろ栗の季節。
私の大好きな栗の和菓子を2つ、ご紹介します。

小布施堂おぶせどうの「栗かのこ」は栗だけで
練り上げた栗あんの中に大きな栗の実が
ごろっと入っていますよ。
ミニ缶が食べやすくておススメです。

松月堂しょうげつどうの「栗きんとん」は蒸した
栗の実を茶巾絞りで仕上げて作られます。
栗の味がぎゅっと凝縮された季節限定品です。

秋は読書と栗スイーツを楽しみたいな。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。