こんにちは。「まな♪まな」管理人の「えつ」です。
長い冬にやっと終わりが見えて来て、ほっとしています。
「春の訪れ」を見つけたくて、近所を出歩いて見ました。
小さな花や木の芽を見つけると、なんだかほっこりしますね。
今回はこの時期限定、よもぎの若芽で作る白玉団子のご紹介です。
1.里山歩きで春探し ~「山笑う」季節がやってきた~
里山歩き…と言っても私は片田舎に住んでいるので、家の周りか自宅の庭の話です。
今年も元気な芽吹きが見られて気持ちが和らぎます。
無理やり山を笑わせてみました…(笑)
確かに。
春の里山には、眺めていると一緒に笑いたくなってくる「ほっこり感」あり。
「げらげら笑い」ではなく…
「ほほえみ」ですね。
じんわりと喜びがこみあげて、口角がゆっくりと上がってくる感じ。
庭にもこんなメンバーがずらり。どれだけ田舎なんでしょうね。(笑)
2.春といえば「よもぎ」な私
実は、庭の片隅でよもぎを育てています。
だから日々、よもぎ君たちの様子を観察しているんですよ~。
3月の初旬でこんな感じです。
地面から10cmくらいのエリアで黄緑色のやわらか~い葉が茂っています。
葉をつむと、独特のさわやかな香りに癒されます。
苦味やクセの強い印象のよもぎですが、若芽には全然クセがないんですよね。
お団子を作ったり、干して乾燥よもぎにしたり…
春は「よもぎ仕事」を楽しみにしている私です。
野山から採取する時は他の植物と間違えないでね!
日当たりが良いところに生えていて、葉のウラ側が白く起毛して
いるのがよもぎだよ!
葉を採ると、さわやかな香りがするよ。
3.よもぎペースト作る
まずは「よもぎペースト」作りをご紹介します。
①ゆでる前に2~3回水替えをしながら洗い、土や汚れを取ります。
②洗ったら一度ザルにあけ、軽く水切りを。
③たっぷりのお湯を沸かして塩をひとつまみ入れたら、よもぎの葉を投入。
④状態を見ながら5~10分ゆでた後、冷水にとります。
⑤20~30分、水にさらしておきます。
⑥よく水をきってから、よもぎの葉をペースト状にします。
私はフードプロセッサーを使いましたが、すり鉢とすりこぎでも。
⑦このまま白玉粉や上新粉に混ぜてお餅を作ることができます。
使い切れない場合は小分けにして冷凍保存を。
4.よもぎ白玉を作る(絹豆腐入り)
定番のよもぎ白玉を作ろう!
時間がたっても固くなりにくい、豆腐を入れる作り方だよ。
<材料>2~3人分
・白玉粉 70g
・絹豆腐 70~75g
(水切り不要)
・よもぎペースト 20~25g
※豆腐は白玉粉と同量が目安です。
水を使う場合も同様に。
作り方は簡単。3つの材料を混ぜ、こねていきます。
白玉粉は水で練ってもいいんですが、時間が経つと固くなるので…
水の代わりに絹豆腐を使うと、お団子の柔らかさをキープできます。
仕上がりの目安は「耳たぶくらいの固さ」…
って、ちょっとわかりにくかったりしますが、柔らかくなり過ぎると
あとからお団子状に丸めるのが難しくなります。
お豆腐を加減しながら入れていくのがコツです。
まとまった生地を小さく丸めてたっぷりのお湯でゆでます。
お団子は平らにして真ん中をくぼませます。
初めのうちは沈んでいますが、火が通ると順に浮かんできます。
順番にプクプク浮いてくる様子が、かわいいんですよ~。
浮かんで来たら弱火にしてさらに1分。
ゆで上がりを冷水に入れて冷まします。
水気を切り、きな粉や黒蜜、あんこなどでいただきます。
アイスクリームもいいですね~。
5.まとめ
- 初春のよもぎは柔らかくて、クセもありません。
是非、この時期に採取して料理に活用しましょう。 - 野山から採取する時は、よもぎの特徴をよく確認してから。
- ゆでたよもぎはペーストにして冷凍保存するのが便利です。
- 白玉を作る時は、豆腐を入れると固くなりにくいのでオススメです。
よもぎの効能も調べて、また別の機会にお伝えしようと思います。
こんな本も楽しそうですね。
よもぎの爽やかな香りが伝わるようです!美味しそうです。