タケノコとフキで旬を楽しむ

タケノコとフキアイキャッチ
えつ

こんにちは。神奈川県の片田舎で暮らす管理人「えつ」です。つい先日、
掘りたてのタケノコをいただきました。タケノコってこの季節、一度は食べたくなるんですよね。今回は圧力鍋で手軽にアク抜きしました。裏庭で採れたフキもついでに料理。一緒にご紹介しちゃいますよ~。

1.春の味、タケノコを授かる

近所にたくさんあった竹やぶも、今ではずいぶん姿を消しました。
ちょこちょこと見かける程度です。

4月のある日。
近所の竹やぶで地主さんがタケノコ掘りをしていたようです。

近所の竹やぶと翁
えつ

「今は昔、竹取の翁(おきな)といふものありけり。」だね。

そこへ、たまたま通りかかったのが我が家の父。
足腰のため、毎日少しずつ歩く練習をしています。

なすのごとく

散歩の翁、杖をつきつつ竹取の翁の前を通りけり。

すると「竹取の翁」から「散歩の翁」へ贈り物。

いただいたタケノコたち
いただいたタケノコ
なすのごとく

あな、うれし!
タケノコを授かった~。地主さん、ありがとう~♪

立派なタケノコをたくさん、いただいちゃいました。
「散歩の翁」はタケノコの重さに必死に耐えながら持ち帰ったようです。
まぁ、10数mぐらいの距離でしたが、お疲れ様。(笑)

2.タケノコは鮮度が命!

生のタケノコは当然、ゆでてアク抜きをする必要があります。
おいしいんだけど、ひと手間かかるんですよね。

えつ

掘り上げた瞬間からどんどんアクが増えるらしいから
とにかく速攻でゆでなくちゃ!

生のタケノコは一刻も早くゆでるのが重要なポイントです。

タケノコは鮮度が命

昔は米ぬかと一緒に1時間ゆでて…なんて
やっていましたが、もっとお手軽に済ませたい!

そこで登場するのは…
最近、豆を煮る時にお世話になっている「圧力鍋」です。

普通の鍋としても使えるし、何かと重宝してます。
圧力鍋で、ささっと時短にゆでちゃおう!

3.圧力鍋なら手軽にアク抜き

圧力鍋なら加熱後、加圧時間10分程度でゆで上がります。
新鮮なタケノコであれば「米ぬか」はなくても大丈夫です。

タケノコのあく抜き

穂先をカットして皮をむいたら、水をひたひたに。
今回は生米を大さじ1杯入れて火にかけました。

えつ

アク抜きには米のとぎ汁や、食用の重曹を少し入れてもOK。
この方法ならとにかく簡単だ~。ホントに大丈夫?

大丈夫です。
加圧後は、自然に圧力が下がり冷めるまでそのまま置いておきます。

タケノコの加圧時間

えぐみも残らず、柔らかくゆで上がりました。
炒め物、煮物、炊き込みご飯に味噌汁…
バターしょうゆ味もおいしいんですよね。

タケノコのオイスターソース炒め
タケノコのオイスターソース炒め
タケノコご飯
タケノコご飯

ゆでた後のタケノコはボールに水をはって冷蔵庫保存します。
水を毎日取り換え、5日間程度は大丈夫です。
とは言え、さっさと食べきっちゃいました。(笑)

4.若いフキも簡単に下処理

裏庭が山と合体している我が家。
タヌキにもしばしば遭遇するぐらいの山の中です。

2月に「フキノトウ」が出ていた場所は4月になって
フキ畑に変化していました。

裏庭のフキ
えつ

ふだんは、あんまり食べないんだけど…
タケノコと一緒に食べてみよっかな。

フキもタケノコと同様に、食べる前にはアク抜きが必要です。
念のためにネットで検索しました。

少量の塩で板ずりをして、3~5分ゆでるだけ。
採れたてだし、こんなに茎も細いのであっという間でした!

フキのアク取り

あとは冷水につけ、冷ましてから皮(スジ)を取るだけ。
若い茎なので柔らかく、スジもすぐに取れちゃいました。

タケノコとフキの炒め煮
タケノコとフキの炒め煮

タケノコ、油揚げと一緒に炒め煮にしました。
タケノコとフキ、どちらも食感や香り、かすかな苦みが独特。
春の味は大人の味ですね。

5.まとめ

えつ

「里山暮らし」ならではのタケノコとフキの話題でした。
どちらも「生」でゲットした時はできるだけ早くアク抜きを!

タケノコはゆでてアク抜きさえしておけば、使いやすい食材だと思います。
そういえばワカメと一緒に味噌汁も作りましたよ。

タケノコの味噌汁
タケノコの味噌汁

実はチーズとの相性もいいんですよね。
春巻きの皮でチーズと一緒にくるんでホットプレートで焼くのもオススメ。

なすのごとく

おいしいんだけど、いっぺんに食べ過ぎないように気をつけてね。

「シュウ酸」を多く含むので、結石の原因になる点と、繊維が多く
消化不良になりやすい点に注意してくださいね。

旬が過ぎたら水煮でも。
京都の伝統野菜の1つ「京タケノコ」は肉厚でやわらかいのが特徴ですよ。

えつ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。