1.「よも活」スタートは2月から?
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/22fb17e43b0094fce04ebed529651819-e1628852852691.png)
庭の片隅でよもぎを育てています。
暖冬のせいか、2月の中頃から新芽が顔を出し始めました。
見てください!
こんなに小さくてかわいい、よもぎベビーです。
![ベビーヨモギ](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/5f8907fc6f7bca60ead9eebdcf1d0130.png)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/e1185619dd877460472ee62a4ae25cff-e1628659824379.png)
まだ地面にくっついてる状態で、緑のじゅうたんみたいだね。
食べるにはアクが強いイメージのよもぎですが、
このくらい小さいと、まったくアクは感じられません!
少量の塩でさっとゆでるだけで食べられます。
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とにかく、2~3月の「ベビーよもちゃん」がオススメ。
食用にするなら4月までに採ってね。
![ヨモギの成長](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/c3fdf3bac4eba046eacbbd074ae114ae.png)
上の写真は去年の4月のよもぎたちです。
この時期になると成長が早く、アクもどんどん強くなる感じですね。
2.「よもぎ摘み」のコツ
近所の河原や里山などで採取する場合、
①排ガス、犬の散歩道(生えている環境)
②似たような形の毒草…この2つには注意しましょう。
似たような形の毒草とは…「トリカブト」です。
(昔、2時間サスペンスで、よく使われていたネタ?)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/121c9b6afc7bf63b48bf4f8bc9cc7c9b.png)
そもそもよもぎとトリカブトでは生育場所が違うので
間違えることは少ないようにも思いますが…
「アヤシイ…?」と思ったら採るのはやめておきましょう。
素手で触るのもなるべく避けた方がいいようですよ。(汗)
トリカブトを画像で確認したい方はこちらから。
東京都保健医療局「食品衛生の窓」
よもぎを摘む時はなるべく上の方、穂先の柔らかい葉を。
柔らかいベビーよもぎなら、ゆでるだけでおひたしや味噌汁に使えます。
![収穫したよもぎ](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/a9f080a1be1e8acd6cca55745461f2da.png)
3.ゆでてペースト作り
摘んだよもぎは何度か水を替えながらよく洗います。
地面に近い場所に生えているベビーよもぎ、意外にゴミや汚れがついていました。
まずはゆでて「アク抜き」です。
たっぷりの水を沸騰させ、塩をひとつまみ。
よもぎを入れて再度沸騰させ、ゆで上げます。
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ベビーよもぎはあっという間にしんなりとゆで上がったよ。
この後は、冷水にさらしてから水気をきってね。
![ヨモギをゆでる](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/855f90d4513f9a0093df0e01e435d9b8.png)
大きめのよもぎであれば塩ゆでの後、冷水に20分程度さらしておきます。
水気をさっと切ったらペースト状にします。
私はいつもハンドブレンダーを使いますが、
包丁で細かく刻んで、すり鉢でするのも丁寧な方法ですね。
![ヨモギペースト](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/c52f27e58d614230160d08f39975cb86.png)
ペーストは冷凍すれば、1か月程度保存できます。
冷蔵の場合は早め(2~3日)に使い切るようにします。
4.よもぎあんぱんを作る
今回はこのよもぎペーストをパン生地に混ぜてみようと思いました。
白神こだま酵母(しらかみこだまこうぼ)を使います。
思い立ったら、すぐにパンを作れるのが白神酵母のいいところ。
白神こだま酵母
世界遺産「白神山地」の秋田県側で採取された野生の酵母。
発酵力が強いため、短時間でのパン生地作りができる。
![白神酵母](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/8ae6d98559def07e0f3ebca2884c3fe3.png)
白神酵母はパウダーをぬるま湯で予備発酵させてから使います。
パンの材料によもぎペーストを混ぜ込み、一次発酵が1時間。
だいぶ大きくなりました。
![ヨモギのパンだね](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/291c4832997354376698d48a34c2e8fd.png)
生地を分割してベンチタイムが20分。
あんを包んでからの二次発酵は40~50分です。
![あんぱん作り](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/a27b15ff33053a277821b516ea4ecd06.png)
オーブンを予熱、180℃で15分焼いて出来上がりました。
![あんぱん焼成後](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/dfc4d017fe720012cb339d1a02f3a1da.png)
よもぎペーストを、かなり入れたつもりでしたが
焼き上がりは、ほんのり黄緑色の仕上がりに。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/16059eb55cfe9591047fea90f02f41f7-e1628852712532.png)
生地の時はけっこう緑が濃かったのにね~。
とは言え、しっとりふわっとした焼き上がりに大満足です。
![あんぱんの盛り付け](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2024/03/e35d94fc1880e1ad3fb5d82b22821b65.png)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/04/460978e4f89e9dbce694576b14b8399f.png)
3日目になっても、ふわっとしてましたよ。
今度はよもぎをもっと増やして作ってみよう。
「よもぎ感」がさらにアップするんじゃないかな。
5.まとめ
よもぎ摘みのちょっとしたコツとゆで方、ペースト作り、
あんぱん作りをご紹介しました。
よもぎ摘みは早めの時期、3月がイチオシです。
地域の気候や、その年の天候にもよりますが、食用にするなら4月まで。
大きくなるとアクが強くなりますからぜひ、お早めに。
よもぎのアク取りや活用法が詳しくわかる本ならこちら。
「若杉ばあちゃんのよもぎの力」です。
葉の大きさで変わるアク抜きの方法など、細かく解説されています。
よもぎと言えば「白玉だんご」もおいしいですよね。
以前、絹豆腐を入れて作る「よもぎ白玉」の記事を書きました。
よろしければ、こちらもどうぞお読みください。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/c3eb9befb6e35cb6d5ac8a61f19432d7-e1628850312568.png)
まだ、しばらくは「よも活」できるので楽しみです。
春の新芽パワーをいただいて、元気に過ごしたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こんにちは。里山暮らしの管理人「えつ」です。
3月になり庭のよもぎが芽吹き始めました。「よもぎ摘み」の季節、到来です。
今年はまず、パン生地に混ぜてみようと思いました。
よもぎあんぱんをご紹介しますよ。