ハローワーク通いが終了 「専門実践教育訓練」って?

専門実践とはアイキャッチ
えつ

こんにちは。「まな♪まな」の管理人えつ」です。
昨年春、早期退職してからの「ハローワーク」通いが終わりました。
これからどうしようかな?という時に「専門実践教育訓練給付金」という
国の助成金制度を知りました。
「学び直し」や「ライフシフト」したい人は是非お読みください~。

1.失業の認定と給付金

昨年(2022年)3月末に退職して以降、11月半ばまでは「ハローワーク」通いが
続いていました。
雇用保険=失業給付を受けるためです。

給付を受けるためには4週間に1度、ハローワークに出向いて
「求職中だけど仕事をしていません」という報告をします。

また、失業給付の支給開始日や受給期間は各自の退職理由、
退職前の勤務状況によって違ってきます。

初回に資料が配られ説明を受けるんですが、ちょっとわかりにくい…かも。

えつ

だいたいお役所の資料を読むと…わざとわかりにくく書いてるんじゃ?
と勘ぐってしまうタイプ(笑)

わからない時にはすぐに窓口で確認しましょう。
丁寧に教えていただけます~。

厚生労働省の案内ページはこちらから。 「失業等給付を受給される皆様へ

2.「女性としごと応援デスク」

4週間で2回分の「求職実績」を作るのにはちょっと悩みました。

  • 就職活動(応募)
  • ハローワークでの窓口相談
  • 企業説明会やセミナーへの参加

    などが主な実績になるんですが、アラカン世代ともなると対象年齢から外れる
    ことも多く…(笑)
    窓口相談とWEB応募などで、実績作りをしていました。

    そんな中、見つけたのが「女性としごと応援デスク」です。

    無料でキャリア相談ができる上に、時間予約もOK。
    ハローワークのように待ち時間が多くならないのが魅力でした。

    女性と仕事応援デスク
    アートフォーラムあざみ野「女性としごと応援デスク」HPより


    ここで相談や面談をすることで実績作りと
    これから先の事を考えるお手伝いをしていただきました。

    アートフォーラムあざみ野 女性としごと応援デスク

    ゆっくりと相談できて快適です。
    スタッフも全員女性のキャリアコンサルタントなので話しやすい雰囲気。

    離職、在職は問われませんから仕事の悩みがある方は是非一度。
    (あ、もちろん女性専用です。)

    面談

    3.リスキリングと教育訓練給付制度

    「女性としごと応援デスク」で相談を重ねるうちに
    国の教育訓練給付制度で「スキルアップ」ができることを知りました。

    雇用保険の支給要件を満たしていれば離職・在職に関係なく利用できます。
    (※一部例外あり「教育訓練支援給付金」)

    そうそう、この方もたしか記者会見でおっしゃっていましたよ。

    リスキリングを勧める人
    note にぎりこぶし
    「フリー素材自民党総裁選似顔絵」より


    政府も「リスキリング」には力を入れているようです。

    リスキリングとは


    もっとも、政府が力を入れたいのはもっぱら「DXデジタルトランスフォーメーション
    のようですが。

    デジタルトランスフォーメーション
    IT技術を活用してビジネスモデルを改善し、より高い収益を目指すこと

    国の「教育訓練給付制度」は3種類あります。

    ・一般教育訓練給付金
    ・特定一般教育訓練給付金
    ・専門実践教育訓練給付金

    制度によって支給条件や内容がそれぞれ変わります。

    4.専門実践教育訓練給付金とは?

    この3つの給付金制度の中で最も助成率が高いのが「専門実践教育訓練」です。
    専門実践教育訓練の給付金のご案内

    なすのごとく

    いわゆる「業務独占資格」と呼ばれる資格取得を目指す制度だよ。

    支給要件を満たして厚生労働省の指定講座を受講すると、修了後に
    受講費用の50%(年間上限40万円)が最大3年まで支給されます。

    離職者に関しては退職して1年以内に受講開始するのが条件。
    在職者なら、3年以上同一の雇用保険に加入していればOKです。

    指定講座はこんなに種類があります。
    自分にとって何かしら興味のあるジャンルが見つけられそうです。

    専門実践指定講座
    厚生労働省HPより
    専門実践教育訓練の指定講座


    講座修了後1年以内に目標としていた資格を取得して
    就職できた(雇用保険加入)場合は、さらに20%の追加支給も受けられます。

    えつ

    すご~い、最大70%かぁ~。
    よし、「キャリアコンサルタント養成講座」を受講してみよう!

    私は大学の就職課で勤務していた経験から「キャリアコンサルタント」の
    養成講座を受講することに決めました。

    就職支援職として2016年4月から国家資格になりました。
    求職中の相談にのってくれるのもこの方たち。

    キャリアコンサルタントの定義
    労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に
    関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと。

    さてさて、決めはしたものの、どうなりますか。
    この続きはまた別の記事で随時ご報告しますね。

    5.まとめ

    • 失業給付の支給内容は退職理由、勤務していた状況などにより異なります。
    • 受給するためには4週間に一度、ハローワークに出向き「失業認定」を
      受ける必要があり、その際2回の求職実績を報告しなければなりません。
    • 失業給付が終了してからでも国の教育訓練給付制度を使ってスキルアップ
      することができます。
    • 「専門実践教育訓練」は受講費用が最大で70%助成される制度です。
      この場合、退職後1年以内に受講を始めることが条件です。
    • 在職者も「専門実践教育訓練給付金」を受けることができます。
      受講開始までに同一の事業主に被保険者として雇用された期間が3年以上
      であることが条件です。
    えつ

    「働き方改革」「ライフシフト」をしたい人は、「リスキリング」も
    選択肢の1つに加えてもいいんじゃないかな~。
    そうは言っても最近「忘れる能力」ばっかり磨きがかかってるからなぁ。
    資格取得までたどり着けるかなぁ。