1.ニラの収穫
写真は我が家のニラです。
ニラは2年ごとに植え替えして株を整理するといいのですが、
ウチは何年も同じ場所に植えたままに。
おかげで株が込み合ってしまい、ややスリムサイズ。
プランター栽培も同様の理由で細くなりがちとか。
たまにスーパーで売っているのを見かけると幅の広さに驚きます。
とは言え8月の猛暑で、ずいぶん元気なニラ家族。
その元気パワーをいただかなくちゃ!
ニラは収穫時期が長く、3月~11月いっぱいは収穫できます。
冬は枯れてしまうのでそのまま越冬。
つまり冬以外はいつでもニラをゲットできる状況です。
料理に使いたい時はいつも庭へ。
キッチンばさみで欲しい分だけ刈り取ります。
2.ニラを食べる効果と調理のコツ
ニラと言えば思いつくのが「スタミナがつく」とか「貧血予防」?
実は匂いが強いから、使いづらいイメージもあって。
ニラ玉とか野菜炒め…ぐらいしか使ってなかったな。
でも今年はファーマーデビューもしたことだし。
もっと料理に活用しようよ!
そこで健康効果について調べてみました。
・ビタミン類の宝庫
βカロテン、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンC、葉酸
これらのビタミン類の含有量、種類ともに豊富です。
皮膚や目の健康維持、抗酸化作用、代謝アップに効果あり。
葉酸は貧血予防に役立ちます。
・アリシンの抗酸化作用
アノ匂いのもとは「アリシン」という栄養素でニンニクやネギ類にも
含まれます。ビタミンB1と結合すると疲労回復効果を発揮してくれます。
(ビタミンB1:豚肉や赤身肉、大豆などです。)
さらに血糖値の上昇抑える効果も期待できます。
この夏はいろいろ試作を重ねました。
「アリシン」は油と一緒に摂ると成分が壊れにくいそうです。
炒め物は相性がいいんですね。でも火を通し過ぎないようにしましょう。
栄養価、風味が損なわれないようにするためです。
3.すぐできるチヂミのレシピ
それにしても、こう毎日暑いと…ビールが進みます。(笑)
ビールのお供に最適な「チヂミ」を作りました
「チヂミ粉」が無くても薄力粉と片栗粉があれば大丈夫です。
チヂミ
【具材】2枚分
・ニラ 50~60g ・人参 50~60g
・チーズ40~50g ・ごま油 適量
好みで具材を工夫してみてね。今回はエビを足してます。
豚肉を足せばビタミンB1も摂れますね。キムチもおいしいです!
【チヂミの素】2枚分
・薄力粉 大さじ6 ・片栗粉(米粉でも)大さじ2
・顆粒だし 小さじ1 ・水 150cc
①カットしたニラと人参、チヂミの素を混ぜ合わせます。
②ごま油を入れて①の半量を流し入れて焼きます。
③上からチーズ(半量)をのせてさらに焼きます。
④両面によく焼き色が付いたら出来上がり。
⑤つけだれは、しょうゆ、酢を各大さじ1。
あとはごま油小さじ1とお好みで白いりごまを。
4.メチャおいしい「ニラだれ」レシピ
ニラを刻んでつけておくだけの簡単なしょうゆだれです。
生のままニラの栄養素が摂れるのもいいですね。
ニラだれ
【ニラだれ材料】
・ニラ 100g ・しょうゆ 150cc ・みりん 50cc
・ラー油 大さじ1~2
①ニラはよく洗ってしっかり水気をふき取っておきます。 5mm程度にカット。
②どちらかの方法でみりんを煮切ります。(アルコールを飛ばすことです。)
・ラップをせずに耐熱容器に入れ「600Wで1分加熱」
・鍋にみりんを入れて中火にかけます。沸いてから1分ほどでOK。
③すべての材料を混ぜて冷蔵庫で保存します。(ガラスビンがベスト)
半日くらいでできあがり。冷蔵庫で1ヶ月程度保存できます。
ラー油はお好みで。私はラー油大さじ1に鷹の爪1本で
作りました。爽やかな辛さがたまりませんっ!
この「ニラだれ」、最高のごはんの友です。
もちろん「卵かけご飯」や「冷奴」にも最適。
あとは「蒸しナス」にかけたり「冷しゃぶ」のたれにも合います。
ひき肉に合わせれば餃子の具にも。是非お試しください~。
5.まとめ
- ニラは冬以外、長く収穫できるので家庭菜園にオススメです。
株の整理をしないと幅が細くなります。 - ニラはビタミン類、アリシンなどの栄養素が豊富に含まれます。
抗酸化作用、疲労回復、貧血予防に効果が期待できます。 - 油との相性が良いので炒め物に向いていますが、加熱のし過ぎ
には注意しましょう。
いよいよ8月も終わりですが、まだまだ暑い日は続きそう…
夏バテ~秋バテしないようにニラのレシピを活用してくださいね。
今回のレシピは、前にもご紹介したこの本を参考にしています。
野菜のアレコレ、頼りになる一冊です。
こんにちは。「まな♪まな」管理人の「えつ」です。
家庭菜園のニラがとっても元気です。毎日取り放題!
栄養満点のニラを食べて暑い夏をのりきりたいと思います。
チヂミとニラだれの簡単レシピもご紹介しますよ。