1.塩麹のおさらい
塩麹についての過去記事はこちら。作り方や使い方についてまとめました。
簡単に作れるのでコスパの良い自家製塩麹がオススメですよ。
粗塩(あらじお),米麴,水があればできるんだ。
塩分濃度12~13%が使いやすいよ。
最近作ったのは10月になってから。
寒い日もありましたが、常温1週間くらいでトロトロになりました。
仕込んだ日はこの状態。分量通りに作っていても水分のチェックは忘れずに。
水が「ヒタヒタ」になっているかどうか確認してくださいね。
朝晩かき混ぜ、けっこう早いペースでトロトロになっていきました。
こうやって見ると「色味」も変化しているんですね。
待ちきれずに8日目にはブレンダーでペースト状にしちゃいました。
2.だし不要、食物繊維と一緒に
この塩麹スープは「だし」を使いません。(もちろん、「だしの素」もいりませんよ~。)
塩麹の「旨味」と野菜や肉類から出る「だし」で十分おいしく仕上がります。
味噌汁はいつも「だし」を取ってから味噌を入れていましたが…
「具だくさんの時などはわざわざ「だし」は取らなくても大丈夫。」と
料理家の「土井善晴どいよしはる」先生や「野崎洋光のざきひろみつ」先生も
おっしゃっていました。
臨機応変に手を抜こう!
「ふだんの日の朝ごはん」だったら、なおさら~。
そんなわけで塩麹スープの時は「水」からスタート。
毎日継続することが大切なのでハードルは低めに。無理しな~い。(笑)
腸活には「発酵食品と食物繊維」
この2つを一緒に摂ることが欠かせません。
発酵食品から善玉菌を。食物繊維は善玉菌のエサになるので
一緒に食べることで腸内環境が改善されます。
こちらの記事にもありました。腸内環境と食生活の関係。
新型コロナの発症に食生活の影響があった…!?
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3.ある日のスープ
そんなわけで、ある日のスープの材料がこちら。
なんでもいいんです。冷蔵庫をのぞいて好きなものを。
生姜のすりおろしがあると味が締まりますね。
火の通りがいいように固い食材は小さめにカットしました。
【水分量と塩麹の量】
塩麹の味付けはいつも「素材に対して10%」を分量の目安にしていますが、
今回は水分量:1人分200ccに対して塩麹(塩分13%)が小さじ2杯~大さじ1杯程度に
しています。特に塩分のあるベーコンやウィンナーなどを入れる時は控えめに。
初めから入れ過ぎないようにしてくださいね。
この時は600ccの水に大さじ3杯の塩麹を入れました。
少量の油で具材を炒めたら水と塩麹を入れて煮込むだけ。
肉類が無い時は、炒めもせずに水からスタートする時も。
沸騰してから5分くらいでできちゃいます。
好みで黒コショウを少々。
4.バリエーション
ささっと出来て簡単です。
お味噌汁にちょっと飽きた時には是非作ってみて下さいね。
塩麹だけも飽きちゃったらどうする?
そんな時はバリエーションを楽しみましょう。
水分量の半量を豆乳(または牛乳)にするとマイルドな味になります。
さらに酒粕(練タイプ)をほんの少し加えるのもおいしそう。
他にはトマトを1個をカットして入れるトマトスープバージョンもいいです。
トマト缶でも大丈夫です。200gぐらいが使いやすい分量です。
5.まとめ
冷蔵庫に使い忘れ的な(笑)塩麹があったら是非「塩麹スープ」を!
「だし」取りは不要ですよ~。
余り物の野菜を好きなだけ入れちゃいましょう。
1人分の水分量「200ccに塩麹小さじ2杯程度」を入れて後から
調整してください。おろし生姜や黒コショウでアクセントをつけると
美味しくなりますよ。
塩麹は常温でも作れますがタニカの発酵器「ヨーグルティア」を使うと時短で作れます。
麹甘酒(こうじあまざけ)も失敗知らずですよ。
こんにちは。発酵食マニアで管理人の「えつ」です。
スープのおいしい季節になりましたね。
朝はいつも味噌汁とご飯なんですが、この頃「塩麹」を使ったスープ
も作るようになりました。
「だし」も取らずに塩麹だけで作っています。
「塩麹が冷蔵庫で眠ってる~」みたいな人には是非試していただきたいです。