1.東京から青森へ
母の実家が青森なので、子供の頃は夏休みになると青森へ。
昭和の昔は上野から寝台列車に乗り、翌朝青森に着くのが定番でした。
列車には「はつかり」とか「ゆうづる」なんて名前がついていましたっけ。
意外に揺れが激しくて、夜中に何度も目を覚ましました。
その昔はベッドが3段式だったんですよ~。下段は広くていいけど
上段と中段は狭くて…寝ぼけて頭をぶつけたりして大変だったなぁ。
寝たまま柵のすき間から床に落っこちたこともありましたよ~。
2002年、東北新幹線の青森延伸に伴い夜行列車は廃止。
今は夜行と言えば高速バスで、走行時間は11~13時間くらいでしょうか。
やはり一番早いのは飛行機で、羽田から青森空港までは1時間15分ほど。
東北新幹線(はやぶさ)なら東京駅から新青森駅まで3時間10分程度ですね。
本当に短時間で移動できるようになりました。
ふむふむ。それで9年前の「えつ」はどのルートを使ったの?
2.リゾートしらかみと五能線
あの時は東京駅から秋田駅を新幹線(こまち)、そこから「五能線ごのうせん」に
乗り継いで青森へ向かいました。
ちょっと時間をぜいたくに…大回りして行きました。
「五能線」って一度乗ってみたかったんですよねぇ。
「五能線」は秋田から日本海の海岸沿いを走ります。
秋田から青森(弘前)まで4時間以上かかりますが、列車旅が好きな人や
景色をゆっくり楽しみたい人にはオススメです。
この五能線ルートを使いながら秋田-弘前,青森駅をつなぐ
リゾート列車が「リゾートしらかみ」です。
「乗り鉄」じゃなくても特別感のあるリゾート列車にはワクワク。
車内もゆったりしたボックス席でした。
海沿いの絶景スポットではアナウンスと共に減速走行。
世界遺産「白神山地」に立ち寄るにももってこいの列車です。
車内イベントで津軽三味線の生演奏があったのを覚えています。
楽しい思い出をたくさん作れる旅になりますよ。
「リゾートしらかみ」は全席指定で乗車1ヶ月前からチケット予約ができます。
詳細はこちらから。
⇒JR東日本「リゾートしらかみ」
3.弘前は桜まつりとりんご推し
弘前の桜の見頃は例年、4月中旬から5月上旬です。
今年(2024年)は4月12日~5月5日の日程で「弘前(ひろさき)さくらまつり」が
開催されています。
9年前は4月28日に弘前公園を訪れました。
弘前城の敷地内にあり、お堀の水面は桜の花びらでピンク色に。
桜の種類が多いので、長い間桜を楽しむことができます。
この時ソメイヨシノはだいぶ散っていましたが八重桜は満開でした。
さらに、弘前と言えば「りんごの生産量日本一」の町。
町中を散歩しながら、こんなりんごのオブジェに出会いました。
iPhoneマークが立体化?
遊歩道に何気なくあるのが楽しいね。
郵便ポストも「りんご愛」にあふれていました。
こちらも当たり前のように町の片隅に。
他にもいろいろな場所に「隠れりんご」はあるらしく、
トイレのピクトグラムも「りんご化」しているんだとか。
弘前市の「りんご推し」ハンパな~い。
市内のあちこちに隠れているりんご達を見て歩くのも
ちょっとした楽しみの1つになりますね。
4.青森市内の縄文遺跡
次に青森市内の縄文遺跡「三内丸山さんないまるやま遺跡」をご紹介しておきます。
JR青森駅より新青森駅の方がアクセスがよく、それぞれ車で20分,10分程度です。
⇒三内丸山遺跡 青森県青森市大字三内字丸山305
青森に縄文時代の遺跡があるなんて知りませんでした。
2021年、世界文化遺産に登録されたんですよ~。
紀元前3500年前~1500年前、縄文人がここで生活していたんだとか。
「縄文のムラ」という広いエリアでは、復元された建物を見ることができます。
竪穴式住居や高床倉庫の跡が500軒も見つかっています。
資料館には石器や土器をはじめ多くの道具が展示されていました。
私が気になったのは、何と言ってもこのミステリアスな土偶。
「大型板状おおがたばんじょう土偶」と名付けられた十字架型の土偶で
高さ約32cm、幅が24cm程度の大きさです。
口を大きく縦に開けて…何か叫んでいるのかなぁ。
ムンクの「叫び」を思い出すわぁ。
さらに古代のロマンを追いかけたい人にはオススメ遺跡が。
県内、つがる市「亀ヶ岡石器時代遺跡」に行けば
ぽっちゃり型の「遮光器しゃこうき土偶」が見られますよ。
こちらはJR五能線「木造きづくり」駅から車で20分程度です。
5.まとめ
・時間と心にゆとりがあれば、リゾートしらかみで秋田から青森へ。
・弘前城の「弘前さくらまつり2024」は5月5日まで。
町中の「隠れりんご」も探して歩くのも楽しみの1つに。
・遺跡観光も楽しめる青森。
青森市三内丸山遺跡、つがる市「亀ヶ岡石器時代遺跡」では
国宝、重要文化財も多く展示されています。
他にも青森にはこんなアヤシイ場所もあるんですよ。
いつか行こうと思ってチェックしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
青森のおいしいモノも紹介するよ。
青森のおいしいりんごをまるごと1個使ったアップルパイ
「気になるリンゴ」はりんごのシャキシャキ感がクセになる!?
管理人「えつ」が大好きな青森名物「生姜味噌おでん」もオススメです。
冷たいまま食べてもおいしいので、どの季節でも楽しめます。
もちろん備蓄用にも。
炊き込みご飯を作るとメチャおいしい「いちご煮」
ウニとアワビのお吸い物です。
弘前と言えば「奇跡のリンゴ」の木村さん。
前回書いた、木村さんがUFOに乗った話もぜひ、お読みください!
こんにちは。管理人「えつ」です。ちょうど9年前の4月、青森で桜を見たことを思い出しました。東京駅から秋田新幹線を乗り継ぎ「リゾートしらかみ」で
弘前へ。合計で8時間以上かかりましたが、早く着くばかりが旅じゃないなぁ…と思いました。記憶をたどりながらのご紹介です。