メスティンで秋を楽しむ「ふかしイモと焼きりんご」

秋のメスティンスイーツ
えつ

こんにちは。インドア派なのに最近メスティンにはまっている管理人、「えつ」です。秋も深まった今は、さつまいもをふかしてみたり、焼きりんごを作ってみたり。どちらも固形燃料を使って、簡単に作れます。
秋の「メスティンおやつ」見て行ってくださ~い。

蒸し網でふかしイモ

アルミ製の飯ごう、メスティンを知ってから
というもの「これはふだん使いするに限る」
と思い始めました。

アウトドアはもちろん、非常時の調理にも
役立つし、ふだんの生活でも便利に使えるからです。

ミニサイズの道具たちに、なんとなく
「おままごと感」があるのも好きな理由の一つかもしれません。

えつ

固形燃料を使えば火加減の心配がいらない点も気がラクだしね~。
使わにゃ損ソン!

この日は秋のオヤツの大定番、さつまいもをふかしてみました。

愛用のメスティンはダイソー製の1.5合サイズです。

底面16cm×9cmほどの広さに、かわいい
「紅あずま」がちょうど2本、シンデレラフィット。

さらに今回は、写真のような蒸し網を使いました。

ふかしイモ準備

ジャストサイズの網がダイソーでも購入
できます。
(ありがとう!ダイソーさん!)

こちらは本家、トランギアの商品です。


メスティンに網を入れたら、網の下に100ccの
水を入れます。

ほったらかし炊飯では25gの固形燃料を
使いましたが、今回は少し長めに加熱
しようと、30gの燃料をチョイスしました。

なすのごとく

小さくてもさつまいもを2本蒸すのはさすがに時間がかかるよね~。

ふかしイモなんてレンジでチンすれば、
すぐにできますが、小さな炎を眺めつつ、
出来上がりを待つのはちょっとぜいたくなひと時でもあります。

秋も深まり、さわやかになった風を
感じながらの楽しい待ち時間です。

今回は30gの固形燃料で30分弱の加熱が
できました。

消火の後はメスティンをタオルでくるんで
保温タイムを15分。
さてさて、ちゃんと火が通っているでしょうか?

ふかしイモ出来上がり

竹串はすっと通りました。良さそうです!
カットするとホクホクとしたきれいな黄色い
断面。

秋の景色を眺めながら、お茶と一緒に
いただきました。

甘酒とホットケーキミックスで蒸しパンも超簡単

せっかくなので、このおイモを使って
蒸しパンを作ろう!と思い立ちました。

今回作った、お手軽な蒸しパンのレシピです。
ホットケーキミックスと甘酒、サラダ油があればできちゃいます。

・ホットケーキミックス 150g
・市販の甘酒     150ml
・サラダ油       大さじ1

今回はカットしたふかしイモ100gに
塩麴大さじ1を和えてフィリングにしました。

市販の甘酒は酒粕のあるなしでタイプが分かれます。

砂糖入り…なんていうのもありますし…
メーカーごとに個性があるので、成分を
チェックしてから買うのがオススメです。

蒸しパンの材料
塩麴の代わりにごま塩もいいですね

メスティンに蒸し網と水100ccを入れます。

ここで登場するのが「メスティン折り」と
呼ばれるクッキングシートで作った紙の
容器です。

メスティン折りの準備

メスティン折りの作り方は、またの機会に
ご紹介しますが、間仕切りやこげつき防止に
おおいに役立ってくれるスグレモノです。


アルミホイルをメスティンの形に合わせて作ることもできます。

生地の材料3つを混ぜたら、塩麴と和えた
おイモを3分の2ほど入れ込み、これを
メスティン折りの中へ入れます。

えつ

生地は加熱すると膨らみます!
メスティンの半分から6割ぐらいまでの量を入れませう。

残ったおイモをトッピングにしてフタを閉め、25gの固形燃料に着火します。

20分程度たったら一度、中の様子を確認。

竹串でさしてみて、生地がついてこなければ出来上がりです。

蒸しパン出来上がり
ふっくら蒸し上がりました!

入りきらずに残った生地は紙のカップに入れ、別のメスティンで蒸しました。

残りの生地
こちらもふっくらおいしそう

フワフワ、もっちりな食感でおいしくできました。

フィリングはりんごやかぼちゃ、煮豆も
いいかもしれませんね。

蒸しパン試食
試食もベランダで

大好きな紅玉で簡単焼きりんご

小さくて真っ赤な色が印象的な紅玉は9月の
下旬から10月の中旬ごろまでが旬のりんごです。

私は酸味の強さとサイズ感がお気に入りで、
毎年、この時期に出回るのを楽しみにしています。

えつ

そのまま食べる方が多いんだけど、「たまには焼きりんごにでも」と思いました。
酸味の強いりんごがオススメですよ~。

準備するものはメスティン、蒸し網、
蒸し水100cc、固形燃料25g、
ポケットストーブです。

焼きりんごの材料
焼きりんごの材料

25gの固形燃料を使い、火加減ほったらかしで作ります。
食材はこちら。

・りんご(紅玉)1個
・砂糖 小さじ2×2
・バター 5g×2
・シナモンパウダー、ラム酒を適量
※ラム酒はブランデーでもOK

りんごは横半分にカットして芯をスプーンで
くり抜きます。皮はむかなくて大丈夫です。

くり抜いた芯の穴に砂糖をふりかけ、バターをその上に。
さらにラム酒とシナモンパウダーを適量。

今回は蒸し網の上にりんごを乗せるので、
写真のようにアルミホイルで中を仕切りました。

焼きりんご着火前

それにしても、紅玉がメスティンに
シンデレラフィットしてくれるのには驚き。

準備は整いました。
あとは着火して火が消えるのを待つばかり。

10月も半ばを過ぎ、さすがにベランダも
寒くなって来たので風防板も立てました。

それでもなんとか25分程度はポケットストーブ
の中で火が揺れていました。

りんご蒸し上がり

火が消えたのでフタをオープン!
湯気と一緒に紅玉のさわやかな香りが立ち上ります。

生のシャキシャキ感とはまた違う魅力が味わえそうです。

ふんわりと酸味と甘みが口の中で広がります。
思わず「おいしい~っ!!」

さらに「自分にごほうび」をあげたい時は
豪華なトッピングを!

焼きりんごかざりつけ

左側はハーゲンダッツのバニラアイス乗せ。
右側はキャラメルとナッツをトッピングしてみました。
(キャラメルを入れる時は着火前にりんごの上に。)

アイスクリームディッシャーがあるとラクチンです。

紅玉なら4cmサイズが合いますよ。
ポテサラや味噌玉を作る時にも使えます。

なすのごとく

焼きりんごとバニラアイス…
おいしいに決まってるよね~。

まとめ

今回はメスティンと蒸し網を使って
秋のオヤツ作りを楽しみました。

蒸し網とメスティン折り(中敷き)を使うと、
調理の応用範囲が広がります。

便利なワザ、メスティン折りは、別記事で
詳しく解説しようと思います。

甘酒缶は賞味期限が1年ほどあるので、
ローリングストックしてふだんから使い回すのにオススメです。

えつ

まさに「いつも」と「もしも」をつなぐ食材ですね~。

そのまま飲むのはもちろん、料理の味付けにも使えます。

甘酒缶が1本あれば、みりんや砂糖の代用
としても使えるので、肉じゃがなどの煮物料理にも重宝します。

甘酒に「甘味」の他に「旨み」が含まれて
いるのは20種類のアミノ酸が含まれているおかげです。

甘酒の種類
甘酒と言ってもそれぞれ成分が違う

「飲む点滴」とも言われるほど、栄養満点な
上に腸内環境も整えてくれますから、ふだん
からお気に入りの甘酒を見つけておくといいと思います。

えつ

これからも、どんどん
「インドア・メスティン」を楽しみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。