5月のちょっとしたハーブ仕事

5月のハーブアイキャッチ
えつ

こんにちは。管理人「えつ」です。ゆるっとハタ活を楽しんでいます。
野菜と一緒にハーブも育てているんですが、5月はハーブのパワーが全開に。
そこでハーブたちから元気なパワーをもらおうかと。
手間もかからず簡単な「ちょこっとハーブ仕事」のご紹介です。

1.庭の片隅のハーブたち

5月は夏野菜の植え付けで何かと忙しくなります。
おかげでバタバタしがちなんですが、ふと気が付くとハーブたちも
庭の片隅でメチャメチャ元気に。

なすのごとく

ハーブ達が元気に暴れてるぞ。ハーブ仕事をしてパワーをもらおう!

現在、活躍中の主力メンバーはこちら。

我が家のハーブたち

レモンバーム、キューバミント、ローズマリー。
どれもさわやかな香りが特徴的な香草です。

こちらの皆さん、とにかく繁殖力が強いのが特徴でして。
越冬中も元気でしたが、温かくなってからはさらに枝葉を伸ばして自己主張!
あっという間に戦国武将たちの陣取り合戦みたいになってきました。

枝葉が暴れてワサワサしてきたので
チョンチョンとカットして…部屋の片隅に。
「ハーブのちょこっと生け」のできあがり。

生けハーブ

ただカットして水に入れただけですが、あっという間に部屋の空気が
さわやかになるから不思議ですよね。

そういえば去年はバジルも植えていました。
虫に食べられまくってましたけど。(笑)
バジルの「ちょこっと仕事」はこちらからどうぞ。

バジルソースアイキャッチ

2.ハーブ酵母を作る

えつ

毎日カットしてもジャンジャン生えてくるぅ。
元気パワーにあやかって酵母液を作ってみよう。

主力の3種類のハーブと、パセリも収穫しました。
盆ザル手前下にあるのがパセリです。
このパセリも元気に越冬したうえ、巨大化してきました。

採取したハーブ

軽くすすいで清潔なガラス瓶に。
8~9割まで浄水を入れて仕込みはこれだけです。

1日に数回、瓶のふたを開けて、きび糖を少し入れてかき回します。
空気と砂糖(糖分)が酵母たちの栄養源になります。

さて、ハーブたちの酵母は起きるんでしょうか。
それとも他の菌に負けてしまうのか…?
せっせとお世話を続けます。がんばれっ!酵母。

けっこう緊張する3日間が過ぎ…(笑)
4日目ぐらいから泡がたくさん出てきました!
酵母が起きたみたいです!

ハーブ酵母を仕込む

ふたを開けるとこんな感じです。
シュワシュワしてます。

ハーブ酵母出来上がり

でも…泡が出てるからと言って…
発酵しているとは限りませんよね。
油断は禁物。喜ぶのはまだ早い?

見極めに悩むところですが、私はいつも香りで判断しています。

うん…すがすがしいハーブの香り…合格!

なすのごとく

腐敗してる場合は「ヘンなにおい」がすると思うよ。
あとはビンの中味もよく見た方がいいね。
とにかく「アヤシイ…!?」と思った時は潔く捨てるべし。

できあがった酵母液は冷蔵庫で2~3週間、保存できます。
でも、管理には気を付けながら保存する必要がありますね。
雑菌が入って腐敗していないかどうか、いつも気をつけています。

酵母液はスムージーに入れてそのまま飲んだり、煮込み料理の水分として使ったり、
活用方法はいろいろあります。

ハーブの酵母だったらドレッシングの材料に加えるのもいいですよね。
臭みを取って素材を柔らかくする効果があるので、肉や魚の漬け込みにも使えます。

3.酵母液でピクルス作り

でき上がった酵母液を使ってピクルス作りをしました。

ちょっと豪華に?彩りがきれいになる野菜をセレクト。
きゅうり、人参、ラディッシュ、パプリカ、セロリを食べやすいように1口大にカット。

ピクルスの材料

この野菜たちを漬け込むピクルス液にハーブの酵母液を活用します。

酢150cc、砂糖大さじ3、塩小さじ1~2、ローリエ1枚とクローブが1~2粒。
粒黒コショウを少々とタイムやセージなど、好みのハーブを加えても。

上の材料を鍋で煮立て30秒、そのまま一度、冷まします。
酵母液150ccを加えてピクルス液が完成。

今回は酵母液:酢を「1:1」にしてみました。
何回か作るうちに好みの配分がみつかると思います。

ピクルス液を清潔なガラス瓶に注いで野菜を漬け込みます。
冷蔵庫で半日~1日寝かせます。

出来上がったピクルス

野菜が少し余ったので小さめのビンに3%の塩水を入れて漬け込みました。
(水100ccだったら塩が3g…ですね。)
これまたとってもお手軽な漬物なので野菜が余った時にはオススメです。

えつ

簡単にできて、一品おかずが増えるのってウレシイ。
作ったら冷蔵保存で1週間くらいで食べきってね。

4.和のハーブ、ドクダミ狩り

さて、庭の北側が…植えてもいないドクダミでいっぱい。
ドクダミと言えば「和のハーブ」ですが、彼らも繁殖力、半端ない…
ドクダミ帝国、躍進中です。

えつ

う~ん。白い花はかわいいんだけど…増え過ぎて困るなぁ。
漢方では「十薬」っていうぐらいだから薬効もあるんだよね。
よし、次は「ドクダミ仕事」だ。

刈り取ったドクダミ

せっせと刈り取りましたが、独特の匂いが…ちょっと苦手。
根を切り落として水でよく洗います。

できるだけ水気を取ってから束にし、吊るして乾燥。
束にすると重なる部分ができるので、そこだけ乾きにくくなりがちです。
カビが生えないように水気はしっかり取る方がいいですね。

こんな風にパリパリになればOKです。
この時は雨の日が続いたせいか、1週間ぐらいかかりました。
ここまで乾燥すると「あの匂い」も気になりません。

乾燥させたドクダミ

キッチンばさみでチョンチョンとカット。
お茶にして飲んでみました。
急須に乾燥したドクダミを入れて蒸らします。

ドクダミ茶を飲む
えつ

思ったよりクセは強くなかったです。苦くもないし。
解毒効果やむくみ・便秘の解消にも効果があるみたい。

ときどき飲んで調子を整えようかな…と思います。

5.まとめ

5月のちょっとしたハーブ仕事をご紹介しました。
育てているものも、勝手に生えてくるものも…とにかくハーブはパワフルです。

ハーブは生活の中で役立つことも意外に多く、プランターやキッチンの水耕栽培
なんかで気楽に育ててみるのも楽しいかもしれませんよ。

そこでおススメしたいのが 大田垣晴子(おおたがき せいこ)さんの本。
「うちの香草 育てる 食べる 薬味とハーブ18種」です。
ハーブの特徴や育て方、活用レシピなど、楽しいイラストと文章でつづられています。
これ1冊でかなりの「ハーブ通」になれますよ。

えつ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ちょこっと仕事でちょっとした楽しみを見つけました。
気軽に育てて楽しめる「ハーブ生活」、オススメです。