1.アクセス・会期
特別展 『宝石 地球がうみだすキセキ』 2022.2.19(土)~6.19(日)
・国立科学博物館 地球館地下1階 特別展示室
・開館時間:9:00~17:00 (入場は16:30まで) 休館:月曜日
JR上野駅がもっとも近く徒歩5分、地下鉄銀座線・日比谷線上野駅からは徒歩8分程度。
それぞれ上野公園方面を目指します。
チケット 一般・大学生:2,000円、小・中・高校生:600円
原則、オンラインでの日時指定予約が必要です。現地でも当日チケットを購入
できますが、混雑状況によっては入手できないケースも。
「宝石展」のTwitterでその日のチケット情報を確認することができます。
詳しくはこちら 「宝石展公式サイト」
2.5つのテーマと見どころ
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/079d216435fdbec44f5361aa86447dfa-e1628941670784.png)
会場に入ると巨大アメジストドームがお出迎え。
いきなりのサプライズ!?
![巨大アメジスト](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/7f6c0c453fd62d2127c8a4fe89981ca9.png)
はい。入口近くのアメジストドームに、まずビックリ。
2.5mという大きさはもちろん、その神秘的な輝きにも圧倒されました。
こんな風に岩石の内側にできるんですね。
会場内、テーマごとに5つのエリアに分けられます。
①原石の誕生 ~原石はどこでどのようにできるのか~
②原石から宝石へ ~原石はどのようにして宝石になるのか~
③宝石の特性と多様性 ~様々な宝石の魅力~
④ジュエリーの技巧 ~宝石はどのようにして宝飾品になるか~
⑤宝石の極み
![さまざまな原石](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/34df5929ea9130eedc2c9e529d6aa292.jpg)
![ルビー原石](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/ebaf3dce27b96a1d0623e659a49b7bc0.jpg)
やはり、「国立科学博物館」ですから…
「きれいだね~♡」だけではなく、アカデミックなアプローチ。
地球のどんな場所でどんな化学反応が加わると原石が生まれるのか。
鉱物としての成分は?分類は?…など科学的な分析がなされていました。
![サファイア3種](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/a10789bfa5e76abdd84a6c4ca20b5b8d.jpg)
さて、こちら見どころのひとつ。
ミャンマー、カシミール、スリランカ
3大産地のサファイアを比較展示。
比較と言われてもねぇ…そこは
「違いのわからない女」えつ!?
高貴なブルーの美しさに魅入られながらも
「いくらするのかな?」などと心の中で
つぶやいているのでした。
だってそれぞれ15~20カラットもあるんですよ~。
是非、会場でお確かめください!
![光る石フローライト](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/1ad6dabc0672c41ae224931a23aa9a1c-1024x341.png)
さらにこちらも人気の展示です。
暗室にフローライト(蛍石ほたるいし)を置き、紫外線を当てると石が光ります。
あやしくボウッと光が浮かび上がる様子は確かにホタルのよう。
しばらく幻想的な光を楽しみました。
![巨大宝石](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/cd94ec6da0295cb3b89432db7215e907.png)
巨大宝石の展示もありました。
この宝石たちも大きいのですが、すぐそばには「1万カラット超え」の宝石も。
とにかく驚きの連続です。
さらにさらに。見どころ続きで休む間もありませんが…
![指輪コレクション](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/c0fcf3f84eb1ae1ce83cde34fcf6ea53.png)
「国立西洋美術館」の「橋本コレクション」から約200点の指輪です。
古代から現代まで。年代順にずらりと、並んだ指輪たち。
最も古い指輪は紀元前2000年頃の作品!
つまりは4000年におよぶ宝石と指輪の歴史というわけです。
デザインやカットもさまざまで、一見の価値あり!
このコレクションだけでも1冊の本ができるくらいに充実した内容です。
3.会場内は牛歩モード!
あまりにも美しく、貴重な宝石の数々に来場者の皆さん、そのつど釘付け状態に。
会場内、なかなか前に列が進みません。まさに牛歩!(笑)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/610c3704705e167441ede34f57107ca9.png)
だって最前列で見たいし~、ゆっくり見たいし~…なんて思うと
列はぜんぜん動かなくなります。
テーマ1~4は「撮影OKエリア」だったので、じっくり見た後にじっくり撮影。
誰もがそうなりますよね。私もそうでした~。
![ギメル四季のジュエリー](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/05/49211e763a452e54bc2ddf3a6a01e302-1024x333.png)
第5テーマの「宝石の極み」。このエリアのみ撮影ができません。
古代から現代まで、歴史的な美術品や文化財が多数展示されていました。
ロシアの女帝エカテリーナ2世をはじめ、歴史上の名だたる方々にまつわる名品が
ズラリと並んでいました。
やはり宝石って地位や権力を示すシンボルという側面はありますよね。
それと同時に神秘的な輝きやパワーを持つ不思議な存在でもあります。
来場者一同、優美で豪華なアクセサリーたちに癒されておりました。
牛歩は続くよ、どこまでも…
4.謎かけの答え
実に多くの石たちに出会うことができました。
10時半に入場しましたが、会場を後にしたのは13時!
あっという間のようでしたが2時間半も宝石の世界にいたんですね。
「地球がうみだすキセキ」の謎かけ。
はい。ととのいましたよ~。
「奇跡的な 貴石たちの 軌跡!!」
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/e1185619dd877460472ee62a4ae25cff-e1628659824379.png)
キセキテキナ キセキタチノ キセキ! かみまくりそうだなぁ~。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2022/04/460978e4f89e9dbce694576b14b8399f.png)
「貴石」は「輝石」かもしれないし、もしかすると「奇石」もあり?
本当にさまざまな石たちに出会えました。
地中のエネルギーが化学反応や結晶化を繰り返しながら鉱物(原石)となり
採掘、加工によって宝石となり、さらにデザインが加わることで宝飾品へ。
まさに奇跡の軌跡ですね。
5.まとめ
特別展 『宝石 地球がうみだすキセキ』 2022.2.19(土)~6.19(日)
・会場は上野公園内、国立科学博物館(休館月曜日)
・チケットは日時指定で事前予約
一般・大学生:2,000円、小・中・高校生:600円
詳しくは公式サイトを確認してくださいね。
※7月9日(土)からは名古屋市科学館に巡回しての開催です。
名古屋会場の情報はこちら
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/c3eb9befb6e35cb6d5ac8a61f19432d7-e1628850312568.png)
いかがでしたか。
まだまだ紹介しきれないほどに見どころ満載の「宝石展」です。
これだけの宝石を一度に見られる機会はそうそうないかと。
是非、会場で実物の宝石たちに出会ってくださいね!
こんにちは。「まな♪まな」管理人「えつ」です。
実は私、けっこう「石好き人間」です。
(コレクターではありませんが~。)
そんなわけで東京上野「国立科学博物館」で開催中の特別展
「宝石 地球がうみだすキセキ」を見てきました。
「地球がうみだすキセキ」…「謎かけ」っぽいタイトル…?
どんな「キセキ」が見られたのか、ご紹介します!!