1.「今年の漢字」って?
毎年、12月恒例の風物詩「今年の漢字」と言えば京都の清水寺ですよね。
「清水の舞台」と京の山々をバックに、清水寺貫主が一年の世相を表す漢字を
ダイナミックに書き示します。
この時に使用される和紙は縦が約1.5メートル、横は約1.3メートルもあるそうです。
漢字は日本全国から公募、その結果の第1位を12月12日「漢字の日」に発表しています。
昨年、2022年の漢字は「戦」でした。
ウクライナ侵攻、コロナとの戦い、地球温暖化との戦い…
さらにはサッカーのワールドカップ。
様々な意味を含んだ、この字が選ばれました。
それにしても、このイベントって誰がいつから始めたのかな?
「日本漢字能力検定協会」が1995年に始めたイベントです。
漢字のすばらしさを伝えるための「啓発活動」なんだとか。
へえ~。漢検協会のイベントだったんだね。
でも、なんで清水寺で発表するんだろう?
漢検協会の本部が京都にあることから、その代表的な寺院として選ばれたようです。
実際、なかなか壮大で印象深い光景ですよね。
2.人の流れが戻った2023年
さて、今年のニュースを振り返りながら独断と偏見で2023年の予想を。(笑)
今年の大きな変化と言えば、やはり「コロナ規制の緩和」です。
厳しかった行動制限がゆるやかになり、旅行やイベントに向かう人の流れが
戻ってきました。
という事は、脱コロナや脱マスクの「脱」?
それともコロナ明けの「明」…?
あるいは再開、再会の「再」!?
いやいや、脱していません。明けてもいない印象です。
コロナは最近も勢力を拡大中。インフルエンザまで同時流行しています。
今年の漢字、「賑わいにぎわい」だったらどうでしょう?
人出はめちゃくちゃ増えました。
コロナ禍以降、やっと復活したお祭りやイベントのニュースも聞かれ
少し気持ちが明るくなりましたよね。
まずは「賑」に一票。
3.やっぱり気になる物価高騰
それから今年のニュースで外せないのが「物価高騰」です。
あらゆるものが価格上昇。しかもまだまだ継続中の予感。
また「例の」お詫びの言葉を聞くことが増えそうです。
少し前に「サントリー角瓶はなぜ消えた?」でウィスキーの価格高騰と、
品薄状態の記事を書きました。
よろしければこちらも一緒にお読みください。
生活インフラの電気・ガス・水道はもちろん、食料品や日用品。
段階的にじわじわと価格が上がり続けていますよね。
この2~3年で物価が2割増しになった印象です。まだ上がる?
さらに上がったものは世界中の気温でした。
地球は「温暖化」から「沸騰化」に変わったらしいです。
自然災害や食糧危機にまで影響が出る「地球沸騰化」は深刻な問題ですね。
どちらもこれ以上はあがって欲しくない…という意味で
「騰」にも一票。
4.希望の光は「翔」?
さて。ここでもう一つ思い出したい今年の出来事。
コロナ禍で沈んだ日本に一筋の光を与えてくれた人がいました。
いや、日本だけではなく。
もはや世界中に活力を与え、夢中にさせた人物。
わかった。「世界の宝」って言われている人だね。(笑)
3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を覚えていますか?
二刀流で大活躍し、「侍ジャパン」を優勝に導いた大谷翔平選手です!
もちろん、大谷選手以外にも素晴らしい選手たちが活躍しましたが
彼のマインドの強さ、明るさは際立っていましたよね。
そもそもカッコいいしねぇ。
そんなわけで「翔」の字も「今年の漢字」候補に入れちゃいます。
彼の今後の動向にも注目が集まっていますが、まずはケガの治療、回復ですね。
来シーズンの活躍に期待しています。
5.まとめ
フライングしながら、今回「えつ」が独断と偏見で選んだ漢字は
①「賑」にぎわい
②「騰」あがる
③「翔」しょう
この3つでした。
「闇バイト」も気になった事件でしたね。
でも「闇」は選びたくないなぁ。明るい話題が欲しい~。
9月もまだ折り返したばかりですから、この後に大きな事件が発生したら
また違う漢字も浮かんでくるでしょう。
「今年の漢字」は例年11月1日から約1か月間、募集しています。
こちらのサイトから過去の漢字一覧や、その年の1位から20位までの投票結果
などを見ることができます。
今年はあなたも応募してみる?
ここでちょっと一息、ティータイム。
「奈良祥楽ならしょうがく」の米粉で作ったロールケーキをご紹介。
和菓子が中心のお店ですがグルテンフリーの洋菓子も。
本店は奈良県法隆寺のすぐ近くです。
オンラインショップもありますよ。
こんにちは。管理人の「えつ」です。ふと気が付けば2023年もあと3か月
あまりです。早いですね。そこでフライング気味に、12月恒例の「今年の漢字」を勝手に考えてみました。皆さんだったら何が浮かびますか?