1.「福光屋」さんとの出会い
「福光屋」は江戸時代から続く、金沢最古の造り酒屋です。
「福正宗ふくまさむね」「加賀鳶かがとび」「黒帯くろおび」など
有名なブランド銘柄の日本酒を数多く取り揃えています。
日本酒にそれほど馴染みのない私が「福光屋」をマークしていた理由。
それは都内にある直営店「SAKE SHOP 福光屋 玉川店」の
「酒粕みるくソフト」なんです。
見てくださ~い!このボリューム感!
おいしいのなんの…
ノンアルコールなのでお子様でもOKなんです。
この「酒粕みるくソフト」がホントに好きで…
店の前を素通りできない…(笑)
上にかかっているシロップも「黒みりん」「赤酢カラメル」など
工夫された発酵スイーツなんです!
店内はシンプルでオシャレなディスプレイ。
日本酒専門店ですが発酵コスメやスイーツも多く扱っており、
メインのターゲットは女性のようです。
このソフトクリーム、都内ではこの「玉川店」で食べることができます。
気になる方は是非一度!
SAKE SHOP 福光屋 玉川店
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川高島屋S・C 南館地下1階
2.金沢店は酒蔵見学ができる!
さて、思い起こせば私が金沢の福光屋本店を訪れたのは2019年の夏でした。
事前に見学の申し込みをしていました。
本店は金沢駅から「北鉄バス(錦町方面)」に乗り、20分程度。
「小立野(こたつの)」というバス停で降りてすぐでした。
「金沢城公園」や「兼六園」も近くにあり、バスを乗り継ぎながら
一日で観光できます。
〒920-8638 石川県金沢市石引2丁目8-3
TEL.:076-223-1117
営業時間:10:00~18:00
酒蔵見学は時間や料金によって「ベーシックコース」と「プレミアムコース」
が選べます。
季節や社会情勢などにより対応が変わりますので
見学したい場合はサイトからの確認をおススメします。
オシャレな看板と店構えの「福光屋」さん、すぐに見つかりました。
3.「百年水」の井戸に感動
「福光屋」の創業は1625年、なんと江戸時代です。(もうすぐ創業400年!)
お店の歴史やこだわりの酒造りに関する映像を視聴しました。
日本酒と言えば原料の「米」選びは重要ですよね。
こだわりの品種を契約栽培し、商品によって米の種類を使い分けているそうです。
さらにもう1つ、酒造りにかかせない重要アイテム。
それは仕込みに使用する「水」です。
霊峰「白山はくさん」から流れてくる「百年水」と呼ばれる天然水を使用しています。
白山に降った雨が地中にしみ込み、百年という時間をかけて福光屋さんの
地下150mにたどり着くんだとか。
酒蔵の扉には「注連縄しめなわ」が。
神聖な場所である酒蔵に結界を張って守っています。
年末にはこの注連縄をかけ替えて、お餅つきなども行われるそうです。
次回は秋~冬の仕込み時期に、蔵の中も見学したいと思います!
4.「発酵食大学」で福光屋さんと再会?
「福光屋」のお酒で印象に残っているのが実はコレ。
「発酵食大学」で日本酒の講義回で試飲した、にごり発泡酒の「しろき」です。
「発酵食大学」は(株)ウーマンスタイルが主催する講座で
さまざまな発酵食について学べる講座です。(全9回)
コロナ禍以降、対面開催ができる教室は少なくなっています。
「福光屋」のダンディな常務さんがいらっしゃって日本酒の講義をして
くださったのが2019年12月でした…早3年前。懐かしいです。
楽しい講義と調理実習の後は日本酒の試飲タイム!
これが本当に口当たりが良くて飲みやすいお酒なんです。
日本酒ビギナー向きですね。
他に「初あげ」という搾りたての新酒もいただき、参加者一同で
グイグイいってました。(笑)
こちらもとても飲みやすい良いお酒でした。
5.まとめ
健康飲料や発酵コスメの事は書ききれなかったので
また別の機会に書こうと思います~!
金沢では見学の記念に「フクちゃん缶バッジ」をいただきました。
かわいいフクちゃん、懐かしいです~。
(すでに知っているのは限られた年代のみかしら…)
「福光屋」のキャラクターも務めていたんですね。
こんにちは。日々ゆるっと発酵食生活を楽しんでいる「えつ」です。
コロナ禍以前ですが、石川県金沢市の老舗酒蔵を訪問しました。
都内にも3つの直営店を持つ「福光屋ふくみつや」さんです。
シーズンオフのため、蔵の中は見学できませんでしたが楽しい体験でした。
金沢旅行の機会があれば、是非立ち寄ってみてください。