初詣と獅子舞の行事

2023初詣アイキャッチ
正月かざり
えつ

管理人の「えつ」です。
2023年もまったりブログの「まな♪まな」をよろしくお願いします!
元日は地元の神社で初詣。今年はちょっとした変化がありました。
地域の伝統行事にも変化あり。
もしかすると…これは伝統文化のピンチ!?

1.地元の神社をゆっくり参拝

初詣はいつも地元の「鉄神社くろがねじんじゃ」にお参りします。
創建自体は天文年間(1532~1555…って戦国時代!?)とされ、
歴史ある神社です。

いつもお参りは元旦にお雑煮をいただいてからのんびりと。
今年も娘とまったりモードで出かけました。

鉄神社の鳥居
おだやかな天気の元日でした。


毎年、年の暮れから正月にかけては「茅の輪ちのわくぐり」が出現します。

茅の輪くぐり
くぐる前にお作法をよく読んで…


左側の写真。この看板に輪のくぐり方が書いてあります。
「8の字」形に3度、くぐり抜けて境内へ。

なすのごとく

茅の輪くぐりは6月末に行う神社も多いよね。
この輪をくぐると厄除けになるんだって。

鉄神社本殿


この2年間は参拝用の鈴が外されていましたが今年はちゃんとありました!
良かった良かった。

2.授与品が無人化

無事に鈴を鳴らしてお参りを済ませ、
さてお次は破魔矢(はまや)とお守りを…

えつ

あれ?授与品がない…
誰もいないっ!なんでやねん!

よくよく見たら
今年から無人での授与形式になっていたことがわかりました。

自分でお目当ての品を取り、備え付けのポチ袋にお金を入れて賽銭箱へ。

なすのごとく

ううん。無人化はギョウザの販売だけじゃなかったのかぁ~!

例年、地元有志の方たちが年越しにはお餅や甘酒をふるまったり
元旦に授与品の対応もしてくださったのですが…

今年からは無人での授与に。
コロナの影響もあるでしょうし、高齢化問題も…?

えつ

今までやってもらえる事が当たり前のように思っていたけど
…考えてみたら大変…だよね~。

3.郷土芸能の獅子舞

実はもう一つ。
今年から無くなったものがありました。

それは郷土芸能である獅子舞(ししまい)とお囃子(はやし)の戸別訪問です。
江戸時代から引き継がれた獅子頭を大切に保存しながら使っています。

踊る獅子舞
なすのごとく

毎年正月に獅子舞とお囃子隊が町内の各家を訪問していたんだ。
おかめとひょっとこの踊りもあったよ~。
「えつ」は子どもの頃、ひょっとこ踊りにビビッてたね。

おかめとひょっとこの面
意外に不気味で怖い「ひょっとこ踊り」(笑)


この獅子舞&お囃子隊&ひょっとこダンサーズ、
実は「神奈川県無形民俗文化財」にも指定されています!
だが、しかし。

えつ

これもまた、伝統を引き継ぐ人材が不足しているのか
年々、規模が小さくなってました。
このまま無くなっちゃうのかなぁ。

コロナ禍の影響もあり、戸別の訪問を控える事になったのかもしれません。
「家に来られるのは迷惑」という人もいますよね。(ウチの母です。(笑))

しかし消滅するのは残念。
有志を募っているのは知っていました。
お囃子隊に志願しようかしら…

4.文化の継承が難しい時代?

考えてみたら家を回って歩く伝統行事って
時代と共に難しくなってきているのかもしれません。

真っ先に思い出すのは秋田の「ナマハゲ」です。

「泣ぐ子はいねが~っ!」「悪い子はいねが~!」の決めゼリフ
を叫びながら大みそかに家々を回って歩く…アレです。

ナマハゲのイラスト
訳:泣く子はいないか~!


めちゃめちゃコワそうですが一度、体験してみたいです。(笑)

そんなナマハゲさんたちもコロナの影響で
子どもに近付いたり、大声を出したりできなくなっていると聞きました。

「3密さんみつ」を避けるナマハゲ…って…
もはやナマハゲじゃないような?

「オンライン配信ナマハゲ」や「VR(バーチャルリアリティ)ナマハゲ」も
すでに存在。

ひょっとしてメタバース(仮想空間)でのナマハゲ体験とかも…?

えつ

やだなぁ、やっぱりホンモノがいいなぁ。

5.さいごに

今回はローカル初詣と、変わりつつある伝統行事のご紹介をしました。

改めて郷土芸能や伝統行事を守ってきてくださった方たちの事を
思いました。

「やる人がいないんだよね~」なんて言っていると無くなってしまう!
そんな危機感も初めて覚えました。

ローカルついでにマニアックな「鉄町のブログ」をご紹介しましょう。

鉄町の管理人のブログ 
鉄町の歴史、伝統行事や郷土芸能について詳しく書かれています。

えつ

不思議な伝説「あずきばばあ」のお話もあります!

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是非、ご覧ください。