発芽しなかったスナックエンドウ

こんにちは。ゆるっとファーマーな管理人「えつ」です。
ついこの間、秋ジャガを収穫して大喜びしたところです。
次はスナックエンドウの種まき。去年余った種をまいたら発芽せず…！（汗）
そこで発芽しなかった理由や栽培に適した条件について調べてみました。

1.去年の種をまいてみた

今回、まいたスナックエンドウの種。
実は去年の残り物。（汗）

ウチの畑はそんなに広くないから、
どうしても余りが出ちゃうんですよ。

そうなんです。広い畑ならいいんですが。
小さい畑では１袋分の種がまききれないんです。

そういえば春ジャガの余りも秋に植えてたね。

春ジャガの種イモは冷蔵庫で保存していましたが
スナックエンドウは、乾燥剤を入れて常温で。

11月半ばも過ぎてから「そろそろ…」と思い、
前の晩に種を水につけておきました。

種が青いのは、病害虫を駆除するための薬剤で
コーティングしてるからです。

あとは畑にまくだけ。

2.2週間たっても発芽しない

スナックエンドウの種まきは10月下旬～11中旬くらいです。
冬を越して翌年の春から夏に収穫します。

注意ポイントは苗が小さい状態で越冬させること。
小さい内は寒さに強いという特徴があるんですね。

今年はいつまでも暑かったから
種まき時期の見極めが難しかったなぁ。

そんなことを思いつつ、11月中旬過ぎての種まきに。
たいてい10日から2週間ほどで発芽します。
発芽適温は15～25℃くらいです。

ところが…
いつまで待っても…

発芽の気配が見られません！
とうとう2週間たっても発芽しませんでした。

去年は何のトラブルもなく10日ほどで発芽していたのに。

何がいけなかったのかなぁ。

3.発芽しなかった理由は？

原因がわからないと、また同じ事をやらかしそう。
思い当たる原因をいくつか考えてみました。

その①種が古かった？
　　　去年の余りを使用したので発芽するパワーが落ちていた。

その②前の晩に水につけたのが良くなかった？
　　　・一晩、水につけたことで薬剤の青いコーティングがはがれ気味に。
　　　・水分は発芽に必要ですが、時間が長いと種が酸素不足になることも。

その③種まきしてから急に冷え込んだ日が続いたから？
　　　寒暖の差が激しくてストレスに…？

どれも原因になりそうだけど…
水に一晩つけたのが良くなかったのかも。
種まきは水につけておくのが必須かと思ってた～。

どの植物でも浸水させた方がいいわけではなく…
「マメに関しては水につけると発芽率が悪くなる」という情報を発見！
やっぱり…そうなんだ。（滝汗）

発芽の３要素は「水」「空気」「温度（適温）」です。
とは言え、すべて同じ事をすればいいのではなく、
植物の種類によって、条件はさまざま変わるんですね。

発芽に水は必要ですが、つけ過ぎると酸素不足になることも
今回、初めて知りました。

4.こうなったら苗で追いつけ！

こうして種植え～発芽には失敗したものの…

我々には奥の手があるっ！
それは…

はい、そうです。
すでに発芽し、成長した「苗」を買ってきて畑に植えればいいんです！

すごろくのラッキーゾーンみたいに…？
一気に飛ばしてコマを先に進め、追いつく作戦。（笑）

苗は、ホームセンター、ＪＡ（農協）、オンラインショップ
などで購入でき、9cmポットで150～200円くらいです。
10月中旬から１か月ほど出回ります。

できれば実際に店舗で苗の様子を見て買う方が安心です。
オンライン（通販）は送料もかかりますからね。

今回は農協で元気な苗をゲット。
無事に畑に植えることができました。
冷え込みが厳しくなってきてからは不織布のトンネルをかけました。

ひとまず安心して冬本番を迎えることができそうです。

5.まとめ

スナックエンドウの発芽、栽培条件について調べた結果を
まとめたよ。

①植え付けに適した時期は10月下旬～11月中旬。
　種をまいて10日～２週間が発芽の目安です。

②発芽適温は15～20℃。
　時期だけでなく、その年の気温の変化を見極めよう。

③スナックエンドウの種は浸水させず、そのままで。
　種まき後の水やりはしっかりと。

④小さい内（本葉2～3枚程度）は寒さに強いので、なるべく
　小さいままで越冬させる。

⑤12月下旬までに防寒のためにトンネル栽培にするのがベスト。

⑥発芽に失敗しても、苗を買って追いつくことができます。
　近所のホームセンターなどをのぞいて見てください。

トンネル栽培のグッズをいくつかご紹介しましょう。

パイプ支柱と不織布を使えば、好きな大きさでトンネルを作ることが
できますよ。

ゆるっとファーマーも、ちょっとずつは鍛わってるかな？（笑）
まだまだ勉強ですねぇ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。