1.「横浜媽祖廟よこはままそびょう」のすぐ近く
実は中華街には詳しくありません。
あまりにもお店がたくさんあるのと「当たりはずれの差が大きい」
…みたいな先入観があってなかなか足が向かずにいました。
今回は歩きながらのスマホ検索で「招福門」を見つけました。
場所もわからないので、これまたスマホ頼み。
とは言うものの、いつも地図と進行方向を読み間違えるワタシ。
すぐ近くに「横浜媽祖廟」がありました。
「媽祖まそ」という女神様をお祀りしている施設です。
自然災害や疫病・戦争・盗賊から守って下さる神様らしいですよ。
そうか~、今のこの時代にピッタリ!?
せっかくなのでお参りもしました。
独特のお作法があります。
参拝者は5本1組のお線香(500円)を買って、順番に香炉に備えます。
(上の右側の写真が香炉です。)
香炉ごとに違う神様が祀られていてそれぞれにご利益があるそうです。
香炉に濃いピンク色のニョキニョキ立っているのがお線香です。
お線香と言いながらも手持ち花火ぐらいのジャンボサイズでした。
「招福門」のついでに「横浜媽祖廟」にもお参り、オススメです。
2.香港飲茶の専門店
お参りも無事完了。
「レッツ、招福門!」
目指す「招福門」は「横浜媽祖廟」から歩いて1分程度でした。
チラ見したネット情報によれば
「横浜中華街で唯一の香港飲茶の食べ放題」で「気楽に飲茶を楽しめる店」だとか。
さて、実際どうなんでしょう?
そもそも「食べ放題好き」ではありませんが
「飲茶」なら色々なものを選べて楽しそう。
飲茶コーナーは入口から店内2階へ上がります。
料金は大人:3500円、こども1650円、3才以上が1100円(税込み)
時間の制限は120分です。
3.食べ放題の前にお茶や前菜
席に案内されてすぐに目についたのは注文用のタッチパネル。
「食べ放題」だと多くの場合は「ビュッフェ形式」なので
自分でお皿を持って取りに行くパターンです。
昨今は衛生面も気になるし、タイミングによっては料理が冷めていたり
運が悪いと「欠品してる!」なんてことも。
「招福門」はオーダーしてから配膳されるのでいつも温かい料理を
食べることができます。
これはなかなかうれしいシステム。
実は「食べ放題」を注文する前にお茶や前菜類の用意があったのですが
気が付かず、タッチパネルからさっさとお茶を注文してしまいました。(笑)
注文ボタンを押した次の瞬間に中国茶と前菜を持ったお姉さんが登場。
「えつ」も意外にせっかちなんだよね~。
お姉さんは中国人?らしくイントネーションが…
会話のヒアリングに苦労しながらもお茶のキャンセルを伝えました。
片言の日本語で「キャンセル イレテ オキマス。」と言ってくれましたが
後で会計の時に確認したらお茶代が入ってました~。
しっかり言いに行きましたけどね~。
デジタルと人間の連携に一抹の不安が~。(笑)
4.配膳ロボット登場
気を取り直して…
タッチパネルを見ながらどんどん注文を入力。
点心あり、麺類におかゆからスイーツまで。
40種類の中から選べます。
「フカヒレ入り蒸し餃子」「チャーシューマン」「小籠包」…
「黄ニラ入りそば」なんていうものもありました。
楽しくなってどんどん注文したくなりますが、食べ残しには注意。
タッチパネルに「食べ残しには天誅!」と表示が出ます。(笑)
何回かは配膳ロボットが運んで来てくれました。
ススーっと静かにテーブルに近付き、ピタッと止まります。
上にある黒い横長の画面にメッセージが表示されます。
おしゃべりもできるらしく進行方向がふさがっていると
「道を空けてください!」なんて小声でアピールしているのが妙にカワイイ。
最近はネコ顔の配膳ロボットもテレビで見かけました。
この子は顔が無いから「カオナシ君」って呼ぼう。
ちなみにお会計も「セルフ方式」です。
バーコードのついた伝票をかざすと料金が表示されます。
便利なデジタル伝票ですが、注文履歴を席で確認できないのが難点?
会計画面でしっかり確認しよう!
それにしても、どこもかしこもセルフ会計になりましたよね。
もう慣れたような、いまだに慣れないような…
「昭和のオバサン」は複雑な心境です。
好きなものをおいしくいただいて大満足。
ネット情報の通り、気軽に飲茶を楽しめる、良いお店でした。
5.まとめ
地図で確認する時は「朱雀門すざくもん(南門)」か「天長門てんちょうもん」
を目指してみてね。すぐ近くですよ~。
「招福門」横浜本店
神奈川県横浜市中区山下町81-3 中華街 南門シルクロード中央
℡.045-664-4141
みなとみらい線「元町・中華街駅」3番出口から徒歩3分程度
中華街で人気の老舗、「江戸清えどせい」の中華まんセットもおいしそうです。
フカヒレ豚まん…食べてみたいですね。
こんにちは。「まな♪まな」管理人「えつ」です。
先日、横浜中華街の「招福門」で飲茶を食べてきました。
おいしい飲茶が食べ放題なのと店内のデジタル化がすごい!
これが世に言うデジタル・トランスフォーメーション(DX)
なんでしょうか~?
今回は元町カフェ散歩の番外編でお送りします。