1.法隆寺まで歩いて30秒!
法隆寺観光にイチオシの宿はこちら。
「和空法隆寺わくうほうりゅうじ」さんです。
何がそんなにいいんでしょう?
まず宿から歩いて30秒で世界遺産の法隆寺に!
宿の駐車場を出ると、すぐに法隆寺の参道です。
そんな歴史ある場所に泊まれるなんて…ステキ過ぎ。
さらに重要なオススメポイント。
宿泊者限定のトークショーと法隆寺ガイドツアーに無料で参加することができます。
歴史好き、寺社仏閣巡りが好きな人には特にオススメです!
「和空法隆寺」は、道をはさんで「東方館」「西方館」に分かれています。
![和空法隆寺外観](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/d55123a082799f2c21cc8013bb3ee6b1.png)
歴史的建造物の多い地域なので、景観を壊さないため2階建てが限界なんだとか。
そう言えば、奈良に着いてから「空が広いな…」と感じていました。
フロントは西方館にあり、こちらでチェックインをします。
館内、お香が焚きしめられていて旅の疲れを癒してくれました。
さて今回、どんな法隆寺に出会えるんでしょうか?
おととし出かけた「聖徳太子展」を思い出します。
聖徳太子に呼ばれたかな?
「聖徳太子展」の記事もよろしければこちらから。
2.夕方5時からのトークショー
トークショーは夕方5時から東方館1階のラウンジで開催されます。
1回45分程度で、参加はもちろん自由です。
こんなにたくさんのフィギア…はい、全部仏像です。
しかも有名どころの皆さんがお揃いです。
興福寺の人気者、阿修羅像も並んでいました。
![仏像フィギアの棚](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/4226294b642bf0e279bfc72a47aec121.png)
こちらは不動明王さまに弥勒菩薩さま。
![仏像フィギア](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/2dfb885baf432d95a6c6f83fa6ab192d.png)
このフィギアを前に次々と歴史と文化のトークを繰り広げるのは
中江さんです。
高校生の時から法隆寺のボランティアガイドを続けていらっしゃったとか。
そんなわけで、お若いのに既に大ベテラン。
とにかく、その引き出しの多さにはビックリ。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2021/08/22fb17e43b0094fce04ebed529651819-e1628852852691.png)
ほんま、よう研究してはるわぁ。
しかもめっちゃテンポ良くて楽し過ぎるぅ。関西トーク、恐るべしやなぁ。
仏像の特徴や見分け方。仏像の作り手である仏師の話。
私たちがふだん無意識に使っている仏教由来の言葉…など。
とにかく「法隆寺愛」「仏像愛」に満ちたパワフルなトークでした。
おかげで翌朝の法隆寺ツアーがますます楽しみに。
3.夜は懐石料理でゆっくり
食事に関して、この辺りは店が閉まるのも早そうだし…と思い
夕,朝食共に宿の食事処を利用しました。
正解です!
奈良の名産品づくしのおいしい和食が味わえますよ。
西方館1階にある食事処です。
畳の上にテーブルで、足がラクチンなのもうれしい。
![和空の食事処](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/33605dc374c7d95cfd2402dfe823d1af.png)
料理は名店「神田川」監修の「門前懐石」でした。
この日は「枝豆どうふ」の先付から始まって…
写真は前菜の盛り合わせとお吸い物。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/06f73222359a561ee71489508fdebe9f-3.png)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/6c50ea2eef72f009a533b3574f911d78-1.png)
焼き物は「すずきのオイル焼き梅びしお」
温物に「和牛リブロースしゃぶしゃぶ」…と豪華絢爛。
この他にも奈良の食材、名産品を使った丁寧なお料理ばかりでした。
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/a3e5240b238b80d69d3edb8b2e276ce7-1.png)
![](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/cfaf4c07ecc0761c69c1f3f8ba8e50d3-1.png)
ふだんが粗食な私は途中でお腹がパツパツになりましたが
なんとか最後の水菓子(フルーツ)までたどり着きました。
ちなみに翌朝もヘルシーな和食の御膳。
この他に湯豆腐もついてきて、またまたお腹がパツパツに。
![和空朝食](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/a578e3a8475cbd9f431d0861f80ce755.png)
奈良の名物「茶がゆ」も出されました。
ほうじ茶で米を炊き込むんですね。
一緒にいただいた奈良漬、梅干しも奈良の名産です。
4.2時間たっぷり「語り部ツアー」
さて、いよいよお楽しみの法隆寺観光の時間。
参加希望者はチェックアウトを先に済ませての集合になります。
ツアーは無料ですが、法隆寺の拝観料は各自負担です。
朝9時にスタートしてたっぷり2時間…って…
そんなにたくさん見どころが…?
この日のガイドはめっちゃパワフルでショートカットがステキな
豊川さんという女性でした。
![法隆寺中門前の伏蔵](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/a7550891c426a9e73fad5585dd297405.png)
昨日の中江さんに続き、関西パワー炸裂の「おもろいトーク」の連続です!
やはり研究熱心で、奈良と法隆寺の歴史を大切に思っていらっしゃる事が
よくわかります。
自分だけなら気付かずに通り過ぎてしまうスポットや
ガイドブックには載らないおもしろ話、裏話がたっぷり聞けます。
「絵になる写真」の撮影ポイントも教えてもらいました。
こちら法隆寺の玄関口、南大門前。
門の向こう側に中門(ちゅうもん)と五重塔を入れてパチリ。
![南大門から見る五重塔と中門](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/04c83f96cef99280c7484cf0aa53100b.png)
さらに西伽藍の屋根越しから撮った、五重塔と金堂。
自分ではちょっと思いつかないアングルです。
![法隆寺五重塔と金堂](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/8d788992705aa0cc5bcff9c4423a891b.png)
朝から猛暑日で「2時間も体力もつかなあ…」なんて
思っていましたが、楽し過ぎてあっという間に2時間が経過。
終わってしまうのが残念なくらいでした。
ツアーのテーマは日程によって変わります。
HPでスケジュールを確認してから予約をするといいですよ。
名物案内人のお二人は公式ホームページでも紹介されています。
「和空法隆寺の語り部」
案内人を独占したい場合はプライベートツアーも。
1グループ(2~10名)90分、8000円から予約できます。
0745-70-1155
楽しかった2時間の語り部ツアーはこちらの記事でもう少し詳しくお伝えします。
よろしければこちらも読んでみてください。
5.まとめ
「和空法隆寺」は世界遺産である法隆寺まで歩いて参拝できる門前宿です。
本当に「あっという間」ですよ~。
〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目5-32
(世界遺産法隆寺の参道沿い、南大門前)
トークショーと語り部ツアーは自由参加ですが、参加した方が絶対にお得です!
拝観料が10倍ぐらいの価値に変化しますよ。(笑)
法隆寺に行くなら是非「和空法隆寺」へ。
お食事も地元のこだわり食材を使った和食が味わえます。
こちらも宿の楽しみの一つに。
朝食の卓上に置かれていた「法隆寺醤油」
国産の有機大豆、有機小麦を使った濃口醬油です。
塩は伊豆大島の「海の精」で材料はこの3つだけ。
国産原料の調味料が減りつつある中、貴重なお醤油ですね。
(名前もカッコイイしね。)
「お着き菓子」として部屋に用意されていた「柿もなか」
もなかの「柿あん」がおいしくてホッとする味でした。
もなかの皮が柿の形をしていてかわいいですよ。
![柿もなか](https://mana2-850.com/wp-content/uploads/2023/08/dc070947856907ecddd93c995350c461.png)
こんにちは。管理人「えつ」です。
久しぶりに法隆寺に行ってみたくなり、奈良を旅して来ました。
宿泊した「和空法隆寺わくうほうりゅうじ」という門前宿がとても良かったので、
その魅力をご紹介します。法隆寺に行きたい人は是非、参考にしてください!