2024初夏の畑カツこんなに暑くて大丈夫?

2024暑い畑カツアイキャッチ
えつ

こんにちは。毎日、暑過ぎてぐったりしている管理人の「えつ」です。
我が家の家庭菜園も夏野菜の収穫が始まりましたが、なんせこの暑さ。
いつもとは様子が違う野菜たち見ながら、気候変動を心配する日々です。

やっぱり地球沸騰化?

私の住む神奈川県の片田舎では、梅雨明けもしない内から連日の猛暑です。
暑過ぎるのと蚊にさされるのがイヤで外に出るのがおっくうに。
でもちょっとでもサボると、あっという間に草たちに攻め込まれます。(泣)

えつ

去年もめちゃくちゃ暑くて草刈りも畑カツも大変でした。
暑さのあまり「地球沸騰化」なんて言葉も生まれましたよね~。

はい。「地球沸騰化」は去年(2023年)の7月、国連事務総長の発言でした。
猛暑、干ばつ、水害…今年も続くのでしょうか。
なんだか心配になります。

そこで気象庁のHPをリサーチしてみました。
向こう3か月の天候の見通し」が発表されています。
今だと7~9月の予想が見られます。

気象庁平均気温予想
なすのごとく

日本列島、真っ赤だね。
どうやら今年も、めっちゃ暑くなるみたい。

向こう3か月間の平均気温、降水量の見込みが示されています。
とは言え、ざっくりと「暑いですよ」ぐらいの事しかわかりません。(笑)
平年並み」という言葉の基準も、よくわからなくなってきました。

最近は真夏日(30℃以上)なんて当たり前で、35℃の猛暑日も通り越し40℃に近付く日も。
40℃を超えた場合は、なんと表現するんでしょう?
そんな猛暑の中、頑張っている野菜たちをご紹介しましょう。

実がついたジャガイモの収穫

ジャガイモは例年通り、たくさん収穫することができました。
ただ、例年とは様子が違っていたので、かなり心配しました。
なぜなら…

ジャガイモの収穫

今までにない勢いで茎や葉が成長し、ジャングル化していたからです。
おまけに見たこともない「実」までついたのにはビックリ。

ジャガイモの実


こちらの記事でもお伝えした通りです。
「ジャガイモって実がなるの?」

ジャガイモの実アイキャッチ
えつ

そもそもジャガイモって涼しい地方で育てるイメージ。

はい、そうです。
ジャガイモの生育適温は15~20℃です。
適温とは言えない暑さが5月から続いたおかげで、見たこともない成長ぶりになりました。

とにかく巨大化

他の野菜たちも、今年は巨大化が目立ちます。
「えっ!?」と目を見張るような大きさに。

ジャンボなオクラ

ジャンボなオクラ

クリーム色の花が美しい、オクラ。
オクラは比較的、暑い気候を好むので猛暑の中でも元気です。
30℃ぐらいなら、むしろ喜んでいるようにも見えます。

成長すると背丈は1m越えになりますが、びっくりしたのは葉の大きさです。
手の大きさに比べても、めちゃくちゃ大きいのがわかります。

ジャンボおくら

実もどんどん成長するので、うっかりしていると大きくなり過ぎることも。
固くならないうちに食べなくちゃ。

四葉きゅうり

我が家ではおなじみの四葉すうようきゅうり
スーパーなどでは見かけない種類で、一般的なきゅうりの1.5倍くらいの大きさになります。

ジャンボきゅうりの収穫

きゅうりは夏野菜の代表選手ですが、30℃超えが何日も続くと、さすがにつらそうです。
それでも次々と着果し、30cm超えの実がどんどん採れています。
写真のきゅうりは長さ34cmでした。

ジャンボきゅうり

朝チェックした実が夕方には驚くほどの大きさに変化しています。
毎日、すりこぎでたたいて浅漬けに。
カリッとした歯ごたえがたまりません。

「きゅうり祭り」の記事に、おいしいたたき漬けのレシピがあります。
よろしければご参照ください。

きゅうり祭りアイキャッチ

ミニじゃないミニトマト

去年は猛暑でミニトマトが超不作でした。
生育適温21~26℃をはるかに超える暑さで、高温障害と呼ばれる症状に。

待てど暮らせど実は赤くならず…黄色く固いままで終わりました。
青いまま地面に落ちてしまった実も。(泣)
今年もまた30℃超えが続くとなると心配です。

去年と同じ「アイコ」という品種を植えましたが、どんどん実が巨大化しています。

おおきなミニトマト
えつ

ミニトマトに見えない大きさ。
とにかく今年こそは赤くなって欲しいなぁ。

赤い実の収穫を祈りつつ、見守ります。

放任主義の小玉スイカ

小玉スイカの栽培はいつも放任主義です。
いや、主義…ではなく、途中からお手上げになっているだけ。(笑)
畑は写真のようにうっそうとしています。

小玉スイカごちゃごちゃのツル

生育の良いツルだけを残し、他は摘み取る作業を「摘芯てきしん」と言います。
どうも、この摘心が苦手で、イマイチやり方が良くわかりません。
途中からどうしていいのかわからなくなり、制御不能に。(汗)

おまけに初めて着果した小さな実がカラスの朝ごはんにされてしまいました!
ずいぶん、きれいにくり抜いてくれてるじゃぁないですか。
この事件以降は、かごをかぶせてガードしています。

やられたスイカ

さらに難しく感じているのは収穫時期の見極めです。
モノの本には「受粉から30~40日」なんて書いてあります。

えつ

え~、無理。
虫さんたちにおまかせしてるから、いつ受粉したかなんてわからないよ。

実がついてる部分の巻きひげが枯れたら収穫」という説もあります。
これもまた、わかりづらくて悩みまくるポイントです。

スイカのまきひげ

わからないまま意を決して収穫し、さっそくカット!
なんとか赤くなっていて、甘さもそこそこありました。
みずみずしさが乾いたカラダにしみわたるぅ。

小玉スイカを半分に切る
小玉スイカ4分の1

皮のキワまですくえたので、カブトシムシにあげられる部分は残りませんでした。(笑)
小玉スイカ、もう少し理論も実践力もアップさせたいところです。

さいごに

管理人「えつ」の住む、神奈川県横浜市では雨量少なめの梅雨でした。
5~6月から連日の真夏日、猛暑日で野菜たちは巨大化しています。
このまま、さらに暑さが続くと高温障害が心配です。

今年はすでに梅やリンゴが不作のために品薄です。
主食の米も価格の高騰と品薄状態が顕著になってきました。
数量制限で販売する店も出始めています。

不作の年

今年の猛暑で供給量が減ると、いっそう拍車がかかりそうです。
そこでオススメなのが消費しながらの備蓄、ローリングストック。
私は5年保存(真空パック)の無洗米を買いました。

真空パックで長期保存、無洗米は水の節約ができるので災害対策にも向いています。

災害救助用の炊飯袋もついてきました。
この袋にお米と水を入れれば鍋でご飯がすぐに炊けるので便利です。

えつ

家庭菜園のおかげで、気候の変化や農作物の情報にも敏感になりました。
食べたい物がいつでも当たり前に手に入るとは限りませんよね。
環境や食糧のことを考える時間は大切にしようと思います。

なすのごとく

最後までお読みいただき、ありがとうございました。