植え付けをした8月の記事はこちらからどうぞ。
1.植え付けは8月半ば
小さな種球を取り寄せて植え付けをしたのが8月半ばでした。
直径2cmほどの小さい玉ねぎを植え付け…というより畑の上に置いただけです。
ホントに置くだけでいいのか半信半疑だったね~。
風に飛ばされたり、雨で流されないか…心配したよ。
畑の上に置いてから10日後。
「チビ玉」たちはカラスにさらわれたりもせず無事です。(笑)
こんなかわいい芽が出ました。
子どもの頃にヒヤシンスの水栽培をやったのを思い出すぅ。
2.成長と土寄せ
「チビ玉」たちの植え付けをして1か月後。
緑の葉っぱがかなり伸びてきました。
初めは土に置いただけでしたが様子を見ながら土寄せ(土をかける)をしていきます。
玉ねぎはこんな風に「球」が地表から出ていてもOK。
むしろ深く埋めちゃうと「球」が痛んじゃうらしいんです。
そうは言っても土寄せをしないと緑の葉っぱがどんどん伸びてくるので
頭でっかちになって支えられなくなってきます。
この辺り、ちょっと悩みながら成長を見守っていました。
土をかぶせる時も上から抑えずに軽くかけておくのがコツです。
ここでちょっと思い出してみましょう。「玉ねぎ」の復習。
玉ねぎの「球」の部分は…「葉っぱ」です。
上に伸びた緑の部分も…もちろん「葉っぱ」です。
いつも食べてる球の部分は葉っぱの変形なんだって。
つまり「両方とも葉っぱ」なのでどちらもおいしく食べられます。
緑の葉っぱも普通に青ネギみたいに成長してきました。
収穫が楽しみになってきました。
3.とうとう初収穫
収穫時期を見極めるのに、また悩みました。
植え付けからすでに3か月。11月半ばからソワソワ。
「緑の葉が倒れてきたら収穫できる」らしいのですが。
風で倒れたのかな?みたいなモノもあり…(笑)
9月の頃に比べると土の上に出ている部分もずいぶんしっかりしてきました。
よく見ると、だいぶ倒れ掛かっているモノもあります。
時期的には大丈夫だろう…ということで試しに抜いてみました!
かわいい玉ねぎが顔を出しました。
手前の大きいもので直径5~6cmくらいです。
ホーム玉ねぎとしてはちょうど採り頃の大きさと言えます。
「球」よりもむしろ「緑の葉」を積極的に食べる玉ねぎなんですね。
緑の葉っぱも楽しみです。
4.初モノを食べる!
初モノを持ってキッチンへ。
皮は薄くてツルツルです。
柔らかいので洗っただけで皮がむけます。
せっかくの初モノなので、料理に使う…というよりは
なるべく「そのまま」で味わってみたくなりました。
オリーブオイルでさっと炒めて塩をひとつまみ。
軽くドレッシングをかけていただきました。
やわらか~い!辛味が全然感じられない。
緑の葉っぱもトロトロで甘くて…おいし過ぎるぅ。
いやいや。本当に美味しかったんです。
実は私、人生のほとんどを「玉ねぎギライ」で過ごしてきました。
小学校の給食で生の巨大玉ねぎスライスがサラダに入っていたのがトラウマに。(笑)
大人になってからは食べていましたが、心のどこかで玉ねぎを拒絶している自分が…
自分で玉ねぎを育ててみたことで「玉ねぎ愛」が育ったみたいです。
10月に作った「玉ねぎ麹」もめちゃくちゃ美味しかったし。
まさか、このトシで「玉ねぎ愛」が芽生えるとはねぇ。
「玉ねぎ麹」もとても便利な発酵調味料でした。
簡単に作れます。こちらも是非、読んでみてください。
5.まとめ
- ホーム玉ねぎは植え付けから3か月程度で収穫ができるので
初心者ファーマーに、おススメです。土の上に置くだけです。 - 緑の葉の成長に合わせて土寄せをしますが、土は軽くかける程度にしましょう。
初めの頃は「球」が外に出ていても問題はありません。 - 3か月経過して、地上の葉っぱが倒れてきた?と思ったら収穫してみましょう。
ホーム玉ねぎは「球」の直径5~6cmで収穫となります。
ふだんは食べない「緑の葉」の部分が柔らかくておいしくいただけます。
「玉ねぎ愛」に目覚めたら、こんな本も気になりだしました。
皮の方にこそ栄養素が多く含まれるらしいです。
皮も捨てないでスープに!
こんにちは。家庭菜園のお気楽ファーマー「えつ」です。
8月半ばにホーム玉ねぎの植え付けをしました。
早いもので3か月が経ち、つい先日、初収穫にこぎつけました。
ホーム玉ねぎの成長と収穫についてのご報告です。