退職後の確定申告が国税庁HPから簡単入力で作れました!

確定申告アイキャッチ
えつ

こんにちは。昨年3月に早期退職した管理人の「えつ」です。
だから今年(2023年)は退職後、初めての確定申告。
2月16日(木)から受付が始まります。
面倒だなぁ…なんて思っていましたが国税庁のサイトから簡単入力で
書類を作成することができました。
退職後に初めて申告する方は読んでみてください。ご参考まで~。

1.まずは必要書類を確認

令和4年分の確定申告受付期間は令和5年2月16日(木)~3月15日(水)です。
1ヶ月間しかないので必要な書類は事前に準備しておくといいですよ。

今回は「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を利用します。
手元に書類が無いと入力できないので、まずは必要書類を確認。

入力時に用意する書類
なすのごとく

「所得」と「控除額」の入力に必要な証明書類をそろえてね。
振込先金融機関の口座番号も必要だよ。

源泉徴収票(勤務していた会社からもらいます。)
 退職金がある人は「退職所得の源泉徴収票」もそろえておきます。

社会保険料控除 
健康保険料(税)、国民年金保険料の控除証明書

生命保険料、地震保険料などの控除証明書
 他に寄附金控除なども。

マイナンバーカード
扶養家族がいる場合は扶養親族の分も必要です。

えつ

控除証明書は10~11月頃、支払先から郵送されてきます。
この他にも種類はあるので心当たりの方は調べてね。
医療費控除を申請する人は領収書の金額を計算して明細書を
作っておいてくださ~い。

2.国税庁「確定申告書等作成コーナー」

書類がそろったところで国税庁のサイト「確定申告書等作成コーナー」へ。
所得税や消費税の確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書の作成ができます。

パソコンから入力して申告書を作る


受付は2月16日(木)からですが、サイトからのデータ入力は1月初めからできます。

えつ

「スマホから入力、申告できる」と書かれていますが、スマホは画面も
小さいし一覧性が無いので…老眼の人はやめといた方がいいかも。(笑)
(あくまでも「個人の感想」で~す!)

そんなわけで私はPCで作成することに。
アクセスするとこんな画面が。

①作成画面の表紙
国税庁「確定申告書等作成コーナー」より


ここで「作成開始」を選ぶと次に「提出方法」を聞かれます。

ここで「e-tax」というワードに出会い、デジタル弱めなオバサンは悩みます。

えつ

e-tax? なんか面倒くさそうだなぁ。
説明動画もあるみたいだけど…

まぁ、要は書類を作成した後にデジタル申請することなんですが…
こんな感じです。

②提出方法を選択
国税庁 「確定申告書等作成コーナー」より
なすのごとく

ちょっと何言ってるかわからないなぁ。

そんなわけで、あっさり「印刷して提出」を選択。
いいんです!ちゃんと選択肢が用意されているんだから。(笑)

③e-tax推奨

国税庁の推奨は…やっぱり「e-tax」ですよねぇ。
「メリットがいっぱい」感をアピールしてましたが…
とりあえず今回は「パスッ!」

次に「事前確認」です。
PC環境、プリントサービス、利用規約の確認画面です。

④事前確認
国税庁 「確定申告書等作成コーナー」より


そして作成する申告書の年度を選択。

⑤年度を選ぶ
国税庁 「確定申告書等作成コーナー」より


今回申告する「令和4年分」をクリック。

さらに申告書の種類を選択する画面へ。
こちらは「所得税」をクリック。

⑥申告書の種類を選ぶ
国税庁 確定申告書等作成コーナー より

3.給与所得と所得控除額を入力

ここから先は準備しておいた書類を見ながらの数字入力になります。

「給与所得の入力」からスタートします。
私の場合…所得・収入は退職月までの給与と退職所得(退職金)です。
わかりやすい作表なので書類を見ながらスムーズに入力が進みました。

給与所得を入力する
給与所得の入力画面


続いて控除額を入力。
これも用意しておいた「控除証明書」を見ながら簡単に入力できます。

作表の中から該当する項目を選んで入力します。
私が該当したのは「社会保険料(健康保険と年金)」「生命保険料」
「医療費控除」「ひとり親控除」「扶養控除」の5つでした。

所得控除の入力項目
所得控除額の入力


数字を入力するだけでOK。計算をする必要はありません。
最後に個人データ(住所・氏名・振込先口座番号・マイナンバーカード情報)
を入力して終了になります。

4.印刷して提出する方法

えつ

やっぱり個人情報を入力するからデータ申請はちょっと心配。
「印刷して提出」にして良かった~。(笑)

入力が済むと「帳票表示・印刷」というボタンがあるのでクリック。
ちなみに作成データをPDFで保存することもできますよ。

表示されるページはすべて印刷します。
両面印刷は無効になりますから1枚ずつ。

申告書を印刷した場合、提出方法は次の3つから選びます。
いずれも管轄の税務署へ提出するので、自宅の住所から調べてくださいね。
国税局・税務署を調べる

チェックシートが一緒に印刷されるので必要書類の確認ができます。
郵送用に送付先税務署の宛先シートまでついています。

①郵送する。※信書便の扱いで送ります。⇒期限日の消印有効
 総務省:信書便事業
②税務署の「時間外収受箱」へ投函。  ⇒期限日の深夜でも投函OK
 国税庁:税務署の開庁時間
③税務署の窓口で提出。        ⇒期限日の17時まで

なすのごとく

税務署の「時間外収受箱」は24時間、365日いつでも書類を
投函できるんだって。回収されるのは次の日の朝らしい。

5.まとめ

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から提出書類を作成する方法を
ご紹介しました。

・データ入力の前に必要書類をチェックするのをお忘れなく。
 源泉徴収票、控除額の証明書、マイナンバーカード、還付金の振込先口座番号
 も必要になります。

・医療費控除の申請をする場合は「明細書」を別途作成しておきます。
 書式をExcelでダウンロードすることができますよ。
 国税庁:医療費集計フォーム

・入力作業はとてもわかりやすくて簡単にできます。
 説明動画などもあるので、参考になると思います。

・今回は印刷して提出する方法を選びましたが「e-tax」でデータ提出することもできます。  (いや、むしろこっちが主流?)
 それぞれメリットを考えて選んでくださいね。

えつ

世の中どんどん便利になりますねぇ。
とは言え、デジタル苦手意識があると置いて行かれちゃうかなぁ。
税金のことも少しずつ勉強しなくちゃ…と思ってます。