沖縄の純黒糖を食べてみる

沖縄純黒糖アイキャッチ
えつ

こんにちは。管理人「えつ」です。最近、沖縄の黒糖がお気に入りです。
甘味料は種類も豊富にありますが、「黒糖」の魅力はどこにあるんでしょうか?
おいしさ、栄養成分についても調べてみました。

1.「黒糖茶房」で出会った「純黒糖」

沖縄の「純黒糖」に出会った店は茅ヶ崎駅近くの「黒糖茶房こくとうさぼう」です。
日本初の純黒糖専門カフェです。
こちらの記事でご紹介していますよ。ぜひお読みください。

黒糖茶房アイキャッチ
なすのごとく

「純黒糖」ってなんだっけ?

「黒糖茶房」の公式HPから引用してみます。

現在「沖縄純黒糖」とつけられる黒糖は沖縄の8つの離島でしか作られていません。

伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照間島・与那国島

の8島で製糖されものを沖縄黒糖と名づけられるのです。

なかでも年末から年明けに刈り取られた1番糖度の高いさとうきびのみを煮詰めて作られ

るのが「純黒糖」と呼ばれます。

黒糖茶房公式HP「純黒糖とは」より
えつ

8つの離島だけで作られている上に、製法や時期も限定されているんだね~。

「黒糖茶房」では飲み物を注文すると、純黒糖が添えられてきます。

うまい黒糖

コーヒーに添えられたのは「粟国アグニ」の純黒糖。
店員さんが黒糖の種類を教えてくれました。
コーヒーは黒糖に合わせた独自のブレンドなんだとか。

たしかに。
黒糖の優しい甘味やうま味…奥深い味がコーヒーとよく合っていました。

2.沖縄の八島黒糖

「黒糖茶房」ではお土産用の黒糖も多く扱っています。
私は八島すべての黒糖が食べられるという「八島黒糖」セットを購入。
ちょっと面白そう…でしょう?(笑)

箱を開けると鮮やかな色の袋に島の名前とかわいいイラスト。
イラストは島の自然や文化がモチーフになっているようです。
イリオモテヤマネコ、マンタ…踊り子さん…どれもステキなバッケージですね。

八島黒糖の袋

とある日は「粟国アグニ」と「与那国ヨナグニ島」を食べ比べ。
こんな風に色や形も違うんですよね。

粟国島と与那国島の黒糖

粟国島は小石のようにデコボコした形で、やや白みがかった色をしています。

キューブ状にきゅっと固まって色が濃いのは与那国島産。
固いのかな…と思って口に入れたら、ほろほろっとすぐに口の中で溶けました。

えつ

甘味だけじゃなくて塩味や苦味、酸味…複雑にからみあって味が作られて
いるんですね。食感もそれぞれに個性があって楽しめました。
個人的には「多良間島」と「与那国島」がお気に入りかなぁ。

3.沖縄八島とは?

ここで黒糖を生産している「八島はちしま」についても、ちょっと確認を。
この八つの島、ご存知でした?
私はあまりピンと来なくて…ネットで検索。

八つの離島とそれぞれの黒糖を示した資料がありました。
沖縄県黒砂糖協同組合」の公式HPからの出典です。

八つの島と八つの黒糖
沖縄八島の名前
えつ

この中で、私が知っていた名前は2島だけでした~。
イリオモテヤマネコで有名な「西表島」と日本最西端の「与那国島」で
どっちも社会科の授業で習いましたよねぇ。

観光地としては宮古島や石垣島、竹富島などが有名ですね。
本島も含め、豊かな自然の風景が魅力の沖縄にはぜひ一度、行ってみたいです。
黒糖を味わいながら、美しい光景に思いを馳せるのでありました。

4.「白」VS 「黒」?

皆さんは生活の中でどんな甘味料を選んでいますか?
ここで黒糖の栄養成分についても見ておきましょう。
黒糖はおいしいだけではなく、栄養成分も優れていることがわかりました。

資料は引き続き「沖縄県黒砂糖協同組合」の公式HPから
沖縄黒糖の栄養」です。

なすのごとく

黒砂糖と上白糖、はちみつの栄養成分を比べた表だよ。
カロリーはたいして違いはないけど…

栄養成分比較表

なんといっても…注目はカルシウムです!
黒糖は上白糖の240倍
アラフィフ以上は骨粗しょう症も気になりますからねぇ。

う~ん。やっぱり砂糖は「白」より「黒」?

カリウムも上白糖の550倍。カリウムは塩分排出作用があります。
マグネシウムや鉄分も多さが際立っていますね。

黒糖には健康維持やダイエットにも欠かせないミネラル、
ビタミンが豊富に含まれることがわかりました。

ちなみに「三温糖」も黒い砂糖の仲間…のようですが実は上白糖を
加熱して作られています。
つまり精製された砂糖で、これはサトウキビ由来の色ではありません。

黒糖と三温糖
えつ

黒ければなんでもミネラルが豊富ってわけじゃないんだねぇ。
よく調べてから使おうっと。

私は今のところ「なるべく黒」「できれば黒」…みたいな選択をしています。
精製しているから「白砂糖」は絶対にダメ!とは考えず、用途に応じて
使い分ければいいんじゃないかと思っています。

5.まとめ

おいしくて栄養成分も豊富な沖縄純黒糖についてご紹介しました。

黒糖の中でも特に沖縄の八島で限られた期間に作られたものが「純黒糖」です。
サトウキビの汁だけを煮詰めて作られた素朴な味わいの砂糖です。
精製した砂糖ではないため、ミネラルやビタミンを多く含むのが特徴です。

しかもおいしいっ!
「八島黒糖」オススメですよ。
コーヒーにも紅茶にも…もちろん日本茶とも相性は抜群です。

料理に使う時はこちらがオススメ。
国産しょうが入り「黒糖しょうがぱうだー」です。

もうずいぶん愛用していますが、煮物料理なんて、最高です。
生姜を入れる手間も省けます。(笑)

えつ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
秋の夜長にコーヒーと沖縄純黒糖で「ほっと一息」してください。