小原宿本陣大名行列をファッションチェック!

ファッションチェックアイキャッチ
えつ

こんにちは。管理人の「えつ」です。
今年の11月「大名行列」のイベントを見てから江戸ファッションに興味が
わいてきました。今回は題して「大名行列ファッションチェック!!」

1.まずは気になる「かぶりもの」

ご紹介するのは2023年11月3日に開催された
神奈川県相模原市の「小原宿本陣祭」で実施された大名行列です。

当日の詳しい様子はこちらの記事からも見られますよ。

本陣祭大名行列のアイキャッチ

今回はファッションに注目して大名行列にアプローチします!

装束の中で、まず気になったのが「かぶりもの」でした。
大名行列は身分によって配列がきちんと決まっており、
装束も、一目で違いがわかります。

奉行と馬方
えつ

馬に乗った「奉行ぶぎょう」と馬を引く「馬方うまかた」の写真です。
奉行は立派な陣笠。馬方さんたちの笠、ちっちゃいなぁ。

小皿のようなこの笠、かわいくて妙に気に入りました。
実は大皿バージョン?もあります。

一文字笠の武士たち

お皿が大きくなった分、身分もアップ?
こちらは「近習きんじゅう」という身辺警護の武士たちです。

横から見るとまっすぐなので「一文字笠」と言います。
笠に台座と紐をつけて被ります。
カッコイイですねぇ。

小さい笠は「やっこ」の皆さんも被っていました。
勢ぞろいした姿がキュート!?

やっこ隊

」とは武家で低い身分の奉公人に対して使う呼称でした。
このコンパクトな笠は、「奴笠やっこがさ」と呼ぶようです。
日よけ雨よけ効果はあまり期待できない?

下の写真で笠のバリエーションを見てみましょう。

笠のいろいろ

一文字笠の他に「三度笠」の武士「供侍ともざむらい」もいますね。
立派な「陣笠」を被った「殿様」はお召し物もきらびやかです。

今回、行列の中で見つけた笠はこの4つ。

笠の種類

笠は風雨や寒暖をよけると同時に身分や格を示すものでもあったんですね。

2.袴にもいろいろあった!

武士の皆さんは着物に袴が基本スタイルでしたが、よくよく見ると
袴にも種類があることがわかりました。

先導の平袴

こちら、旗をかかげて先頭を歩く「旗持ち」、「先導せんどう」の皆さん。
一番、ベーシックな「平袴ひらばかま」のスタイル。
後に続く武士たちの袴より、裾が長いように見えます。

そして先ほども登場した一文字笠の「近習」さん。
裾に黒いビロードがついて、丈が短めの袴をはいていました。

野袴の武士

江戸時代の武士の旅行スタイルで「野袴のばかま」と言います。
丈が短いので歩きやすそう。

さらに「野袴」の進化系が「馬乗袴うまのりばかま」です。

馬乗袴
なすのごとく

馬に乗りやすいように股上が短めの作りになっているんだって。
ローライズってことかな?

さらに、時代劇の忍者や馬に乗る時のがはいていたりもする…
裁付袴たっつけばかま」です!
下の「供侍」さん達、シブイですよね~。

たっつけ袴の武士
えつ

くぅ~、色味も渋いし、カッコイイわぁ。
この袴、スネの部分、どうなってんの?

たっつけばかまのしくみ

わかりやすく違う色で描いてみました。
スネの方は一度切り替えて、さらに先をつないだ感じ。
ヒモをキュッと結ぶことで足にフィットさせるんですね。

えつ

用途に合った袴がいろいろあることが、わかりました~。

3.キュートな「やっこファッション」

シックな「武士ファッション」と好対照だったのが、
アクティブでキュートな「やっこファッション」でした。

やっこの毛槍投げ
なすのごとく

やっこの皆さん、紺の法被はっぴに白の短パン?
赤い前掛けがチャームポイントになってるね。

この日、見た感じでは白い短パンを着用されていた様子。
江戸時代は「半股引はんだこ」という短い股引ももひきを着用していました。
(今もお祭りなどではよく見かけますね。)

ハイソックスのような足のカバーは「脚絆きゃはん」です。
脚絆きゃはんは足を保護すると同時に紐で締めることで疲労を軽減させる
効果もあるそうです。

奴は毛槍の他、大名たちの荷物を持ち運ぶ役目もあります。
まさに重労働ポジション

えつ

キュートなんて言ってる場合じゃなく…
御意ぎょいっ!」と叫んですぐに動くためのスタイルなのかも。

やっこファッション

そうは言っても、トリコロールカラーがさわやかな印象の
「やっこファッション」なのでした。

4.コスプレするなら?

小原宿の本陣祭では大名行列の他に「江戸っぽいコンテスト」という
コスプレイベントもあります。

えつ

自分で江戸時代のコスプレするとしたら…
何がいいかなぁ…?

やっぱり「忍者」はかっこよくていいですよねぇ。
あこがれます。

でも、このスタイルにもちょっと興味あり。

虚無僧のイラスト

ミステリアスな存在、「虚無僧こむそう」です。
完全に顔が見えないのもコスプレ向き。(笑)
でも視界が悪いんでしょうか?

尺八は吹けないのでアルトリコーダーとかで…
(運指、忘れたかな。)

時代劇の中で、たびたび見かけていた虚無僧。
顔が見えないので敵か味方かわからないまま話が展開…
ここぞ!という時にずんどう鍋のような笠が空中に放り投げられ…

なすのごとく

あっ!「風車の弥七かざぐるまのやしち」だった!…みたいな。

えつ

「水戸黄門」の見過ぎ。(笑)
このキャラを知っている人はだいぶ大人ですよぉ。

大名行列の笠は身分を示すものでしたが、江戸時代には
身分や顔を隠すための笠もいろいろあったようです。

浮世絵にも「かくれ笠」ファッションは多く描かれていました。

浮世絵と笠

イラスト中央の「浪人傘ろうにんがさ」もなんだか気になります。
こんな大きくて富士山みたいな笠…
かえって悪目立ちしそう…(笑)

今の時代だったら、どう使う…?

令和の時代もかぶる?

ちょっと気持ちを落ち着けて集中したい時に被るとか…
この笠を被っていれば電車内で化粧してもOKとか?

管理人「えつ」の妄想は果てしなく続くのでありました。

浮世絵のイラスト出典は「Ukiyoe Stock~うきよえすとっく~」です。
種類も豊富で使い勝手の良い、フリー素材のサイトですよ。
使ってみたい方はぜひ、こちらから。
Ukiyoe Stock

5.まとめ

今回は「大名行列ファッション」についてご紹介しました。
小原宿本陣祭」の大名行列は本格的で見どころいっぱいでした。
小原宿本陣」の見学と併せて楽しめます。来年、いかがですか?

大名行列は藩の威信をかけた一大イベントでもあり、
家格を競って「立派な行列を見せたい」という思惑があったようです。

えつ

単なる「旅のファッション」というわけにはいかなかったのね。

それなりの体裁を整えつつ、大荷物を持って…しかも…
1日に平均して33キロも歩いたらしいです。
しんどい旅だったのでは?

ファッションチェックをしたことで、江戸のファッションに
ますます興味が湧いてきちゃいました。
今度は時代劇でチェック…?

なす

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