1.霜柱のジャングル!
神奈川県横浜市と言いながら、山深い地域に住んでいます。
その昔、「横浜市のチベット」と呼ばれていました。(笑)
しかも庭続きにある崖が家に影を作ってくれます。
おかげで…
冬は激寒ですっ!!
とにかく寒いっ!!
下の図、夏の草刈り記事を書いた時に作った、図解「崖の下のエツ」です。
夏はこの崖から雑草たちに攻め込まれ、冬は日射しを遮られる
という暮らしぶり。
シゼン ハ キビシイ
放置していたバケツの水はもちろん凍結。
厚さ2cmになっていた氷を取り出してみました。
落ち葉のインクルージョンがアートな感じ?
そして、とうとう霜柱のジャングルも出現。
ほうら、すごいでしょう?歩くとザクザクと…
上の方に見えるのは秋に植えたニンニク。
見るからに寒そうだよ。凍えているんじゃないかな?
霜柱は土の中の水分が凍ることで出現します。
植物の根をダメにすることも。
冬は畑の水やりをし過ぎないように気を付けています。
なるべく暖かい日の午前中にやるのがコツですね。
2.ハーブたちはどうなった?
ハーブの皆さん、すでに越冬体制に入っています。
写真、左側がミント。
上の枝葉は枯れていますが、地表近くはまだ緑。
右はレモングラスです。
枯れているのか眠っているのか?…チョット ワカラナ~イ…
レモンのような爽やかな香りは健在なんですけどね。
寒さにはめっきり弱いタイプのようです。
掘り上げて鉢に移して越冬させることもできるようですが…
ボリュームがあるので今回はなんとなく見送りモード。
ちょっと気休め的に根元の方にワラや落ち葉でカバーしてみたよ。
それだけじゃぁ風に飛ばされちゃうんじゃない?
ま、そうですね。(笑)やっぱり気休めかな。
比較的、寒さに強いとされているのがローズマリーなんですが…
ちょっと顔色悪めになってきました。
それにしても元気なのが、このパセリ。
夏は上に向かって伸びていましたが、冬になってからは
重心低めの体勢に変わりました。
この方が寒い風をよけられるんでしょうか?
きれいな緑色で、今もスープやグラタンに彩りを添えてくれています。
3.夏から継続の葉ネギ
夏に種から育てた葉ネギはまだ元気です。
枯れている葉もありますが、この寒い中きれいな緑色。
これも刻んで薬味や料理の彩りに。
パセリもそうですが、一度にたくさん必要になるわけではないので
「欲しい時に欲しい分だけ」取りに行けるのは助かります。
畑の教科書には「収穫は12月いっぱい」と書かれていましたが
1月半ばを過ぎてもまだがんばってくれています。
どこまで行けるか、ウォッチング。
4.秋冬チームの野菜たち
秋~冬にスタートしたのがニンニクとスナップエンドウです。
ニンニクは苗を、スナップエンドウは種から植えました。
どちらも越冬するチームなので、ある程度の寒さには耐えられるでしょう。
ニンニクの名産地と言えば青森県の田子町(たっこまち)が有名ですよね。
年間生産量1500トンだとか。
いくらこの神奈川県の山村が寒いと言っても、青森にはかなわないでしょう。
きっとこの寒さを乗り越えられると信じよう!
日射しのある、暖かい日の写真撮影。
少し元気を取り戻したように見えました。
スナップエンドウも寒さには強いようです。
こちらは待遇よくワラを敷いて不織布でカバーしていることもあり
のびのびしています。
こちらも越冬して春過ぎの収穫を目指します。
5.まとめ
冬、真っただ中のローカルな寒村と畑の様子をご紹介しました。(笑)
やはり冬の間は成長がストップ、あるいは休眠するので
お世話は少な目になります。
成長しない時期に肥料をまいても、使われないまま土の中に残ってしまうので
追肥もしていません。
寒いので庭に出る機会も減り気味です。
夏にはあんなに猛威を振るった雑草たちでさえ大人しくしているので
エネルギーの差にびっくりさせられます。
まだあと1~2か月、この寒さの中で春を待ちたいと思います。
暦と畑仕事の関わりがわかりやすく書かれた本です。
二十四節季や月の満ち欠けのことも。
自然や環境の移り変わりを知りたい方にもオススメですよ。
こんにちは。管理人で「ひよこファーマー」の「えつ」です。
いよいよ寒さも厳しくなってきました。
農閑期とは言え、初めての越冬!?何をすれば?
この寒さの中、野菜たちの様子をご紹介します。