1.新じゃがの季節は?
今年(2023年)3月に植え付けをしたジャガイモは「キタアカリ」でした。
3月初めに種イモを植えて発芽は3月末でした。
この写真はそれよりもう少し後で、4月初め頃ですね。
「新じゃが」と呼ばれるイモが出回るのは栽培する地域によって幅があります。
早くて5月、終わりは9月くらいまでのイメージ?
普通のジャガイモは収穫後に貯蔵されてからの出荷になりますが、「新じゃが」は
掘りたてをすぐに出荷するのでみずみずしいのが特徴です。
いつもお店で見かけるとついつい手が伸びます。
ウチの「新じゃが」、食べるの楽しみだなぁ。
皮も薄くて柔らかいから皮ごと食べちゃおう!
そろそろ、掘ってもいいんじゃない?
はい。ジャガイモの収穫は植え付けをしてから3か月が目安。
トラブルもなく、すくすくと成長してくれました。
収穫時期が近づくと、こんな風に茎や葉が黄色っぽくなり、倒れてきます。
どんどん土の上に覆いかぶさってくる感じですね。
このサインを確認したら…GO!です。
2.さあ、イモ掘りだ!
そうは言っても新じゃが君たちは土の中。
ちゃんとできているんでしょうか…?
掘ってみないとわからない、というミステリー。
きゅうりやトマトは出来ばえがすぐわかるけど~。
掘って何にも出てこなかったら…悲しいなぁ。
そんな不安な気持ちにかられつつ…
おそるおそる掘っていきます…
おおっと、できているじゃないですか~!
ピカピカの新じゃが君たちが次々と顔を出します。
いやあ、良かった~。感動の瞬間でした。
ちなみにこの写真の手モデルは88歳の「ご意見番ファーマー(父)」です。(笑)
ご意見番もホッとした様子で新じゃが君たちを眺めておりました。
次々と収穫を進めていきます。
ちっちゃいイモ達もコロコロと登場。
これって素揚げにして食べるとおいしいヤツですよね。
取りこぼしが無いように、よ~っく土の中を確認します。
忘れた頃にひょっこり土の中から発見される…なんて事がないように。
3.まずは「ふかしイモ」から
こんなにたくさん収穫できました!
植え付けから3か月でこんなにたっぷり収穫できるなんて、お得な感じ。
収穫後は乾かしてから冷暗所で保存するのがベスト。
皮が緑色になっているのは毒(ソラニン)が含まれていますから食べないように
気を付けます。
やっほう。ピカピカな新じゃがの山だ~!
まずはやっぱり「ふかしイモ」かな。
ホクホクのジャガイモに塩やバターを乗せてハフハフ。
素材の味をそのままに味わえるのっていいですよね。
採れたて一番をおいしくいただきました。
あとは…
定番のバター炒めもいいですよね。(友情出演:庭のパセリ)
これもバターと塩さえあれば手軽に作れるし。
時間がある時のおすすめはコレです。
山ほど千切りにして「ガレット」にしちゃいましょう。
これまたジャガイモと塩だけで作るシンプル料理。
チーズをはさんだり、乗せたりするのもアリですが。
わあい、ジャガイモ祭りだ~!
どれもおいしそう…ていうか、ビールがすすんじゃうね~!
たしかに。
ビールとの相性が抜群な新じゃが君たちなのでした。
野菜と塩だけ。そんなシンプルな調理の時はこんなお塩もいいですよ。
4.次はサツマイモに挑戦!
ジャガイモ祭りですっかり盛り上がりましたが、収穫後の畑はまっさらに。
なんだかさみしくなっちゃいました。
ジャガイモ・ロス…
早く次に育てるものを決めなくちゃ!!
そんなわけで、ただ今ネクストバッター・サークルにいるのが…
はい。ハート形の葉がかわいい、サツマイモです。
最近では、こんな風に苗ポットの形でも売っているんですね。
実はサツマイモの栽培には悲しい思い出が…
何年か前にイモが1つも収穫できなかった事がありました。(笑)
いわゆる「ツルぼけ」という現象。
サツマイモは乾いてやせた土地に、ほったらかし気味にしておくのが
正解らしいんですが、こまめに肥料などをあげ過ぎたのが原因?
サツマイモと子育ては過保護に注意!?
立派な葉や茎が育ってたのになぁ。
茎や葉が立派になり過ぎているときは…要注意って事です。
(えっ?子供も?)
そんなわけで、我が家ではなんとなく「封印されていた」サツマイモなのですが、
そろそろ次のステージへ進もうじゃないか…!
…って、そんな大げさな話でもないんですけど。
秋のおイモ掘りを目指してがんばります。
5.まとめ
今回はジャガイモの収穫をご紹介しました。
土づくりや草取り…大変な作業もありますが、ウチは小さな家庭菜園なので
それもお楽しみの一つかな、と思います。
やっぱり収穫するのはうれしいですよね~。
これからもっといろいろな事にも挑戦したいな。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
下の本もご参考まで。
一度にたくさんの収穫があった時の保存や料理方法がわかりやすく書かれた本です。
保存の仕方も常温・冷蔵・冷凍と分けて解説。
収穫のコツも書かれている便利な一冊ですよ。プチ・ファーマー必携の書!?
「農家直伝 たくさんとれた野菜の保存と料理」
こんにちは。小さな家庭菜園を楽しんでいる管理人「えつ」です。
今年3月に植え付けをしたジャガイモ「キタアカリ」を早くも収穫しました。
イモ掘りと採れたての新じゃがを楽しんだ1日をご紹介します。