こんにちは。「まな♪まな」の管理人「えつ」です。
ただ今、味噌を仕込み中…というか「寝かせ中」です。
昨年「糀屋本店・手作り味噌セット」で作ったお味噌がおいしくて!!
思わずリピートしちゃいました。
初心者にはハードルが高く感じるお味噌作りが超簡単に!
手作り味噌に挑戦したい人は読んでみてくださ~い。
1.初心者が感じる「手作り味噌」へのハードル?
実はずっと手作りしたいと思いつつ…なかなか一歩を踏み出せないでいました。
発酵好きの友も「興味はあるんだけど~…」という反応でした。
「手作り味噌」へのハードルはどこにあるんだろう?
未経験者の「ネガティブ妄想!?」を3つにまとめてみたよ。
こんな感じでしょうか?
まぁ、手作りするからには「工程を楽しむ」のが目的なので、あんまり
面倒に感じる人はいないのかもしれません。
ただ、私もそうでしたが、初めて作る場合には、手間や時間の予測が
つかないので二の足を踏むことになりがち。
働く主婦にとって「一から手作り」は、ちょっとハードルが高め。
これも意外に多いコメントなんですよね。
大きな桶を買ったら、しまい場所も確保が必要だし
作った味噌の保管場所も…!?
たくさん作ったら保管中にダメにしちゃうかも…!など心配は尽きず。
最終的に、一番多い声がコレ。皆さん、カビを恐れています。
そうは言っても「麹菌」もカビの仲間なんだけど~。(笑)
それに「カビだ!」と思っているのが実は「産膜酵母」であることも。
産膜酵母って、ぬか床の表面にも出てくる白っぽいやつだね。
そうそう。
産膜酵母は少しくらい混ぜちゃっても大丈夫なんだよね。
それにカビたり腐らないモノの方が「自然じゃない」
っていう視点は大事かも。
2.「糀屋本店・手作り麦味噌セット」で作りました。
そんなわけで、私はハードル低めに始められる手作りキットを入手しました。
大分県にある「糀屋本店」さんからの取り寄せです。
創業1689年の老舗で「こうじ屋ウーマン」の異名を持つ社長の浅利妙峰(あさりみょうほう)
さんは9代目だとか。私は「麦味噌」をチョイス。甘味があっておいしいんですよね~。
上の写真のようなセットが届きます。
一番右の黄緑のタッパーは私物です。(紛らわしくてスミマセン。)
もちろん、「味噌づくりの手引き」も付いてきました。
「ハンバーグをこねるくらい簡単に自宅で味噌が作れます」というキャッチフレーズ。
さてさて、どうかな?
3.混ぜて、こねたら、寝かすだけ!
本当に簡単でした~。
すべて計量済みなので、乾燥麦麹を大豆の煮汁で戻したら、つぶした大豆、塩と
混ぜるだけです。
試しに手についた分をなめてみました。
当然ながら「しょっぱ!」(塩分は10~15%が目安)熟成後が楽しみです。
ビニールパックに詰める時は、お団子状にしてすき間ができないように
詰めていきます。
最後に余分な空気を入れないようにして袋の口を閉じます。
4.2ヶ月寝かせて出来上がり
仕込みはこれで終了です。
あとは時々味噌の袋を裏返したり、話しかけたり、時々ピアノを聞かせたり(笑)。
上の写真のように仕込んだ日から2週間くらい経つと、色もはっきりと変わってきます。
さらに香りも強くなってくるのがわかります。
麹菌と酵母が活躍している証拠だわ~。がんばれ~っ!
ビニールの袋に入っていると、色の変化や香りを確かめることができるので
毎日ワクワクしながら観察していました。
1ケ月後の写真は、発酵が進んで袋がパンパンになっている様子です。
酵母が二酸化炭素を出してると思われます。
ここで袋を開けると酸素が入ってカビるもとになるので、袋は開けずにそのままで。
2ケ月後に、おいしく出来上がりました~。まろやかな味になっていました。
仕上がりが1キロ分ぐらいなので、食べきりサイズなのも魅力です。
もっと熟成させてもいいんですが、待ちきれなくて開けちゃいました。(笑)
やっぱり自分で作ったお味噌なので愛情がわくせいか、おいしいです!
手前味噌(てまえみそ)とは正に、このことだね!
5.まとめ
- お味噌作りは「味噌作りキット」が簡単で便利です。
- 安心・こだわりの材料で作れるところも魅力。
- 仕上がり量も程よく、冷蔵庫で保管して食べきれるサイズです。
- カビ問題!?も発生せず。とにかく初心者には安心です。
冬はお味噌を仕込むのにいい時季ですよね。
ホントに気軽にできますよ~。お試しくださいね!
手前味噌、美味しいですよね。麹が生きてるせいか冷蔵庫の中でどんどん深い味わいになっていくのが楽しみです。いつも3㎏仕込んでいましたが、ジップロックで1㎏なら気軽にできそうです。