1.さらなるカラスとの戦いが続く
前回のスイカ記事では、ひとつぶ種のスイカをカラスに襲撃され、悲しみに
くれていました。よろしければ、こちらもお読みください。
その後、さらに小さな実を3つ発見、3兄弟の誕生を喜んでいたのもつかの間…
あっという間にカラスにやられてしまいました!
まだまだ小さくて固かったのに、なんでだろう?
もしかしたら、これはただのイタズラ!?
悲しみにくれていましたが、よく見ると、傷つきながらも助かった実が
1つだけあることに気が付きました。
暗闇に一筋の光…!?
毎日メンタルがジェットコースター状態です。(笑)
2.完全防御の日々
全力で守るぞ!今度こそ大きく育てて収穫しなくちゃ!
そこで、ザルを使った作戦を決行。
スイカのつるをつぶさないようにして、2つのザルでサンドイッチ。
完全防御です。
ここからスイカは勢いよく成長し続け、ザルが小さく感じられるまでに。
この間もカラスに襲撃されるんじゃないかとビクビクしていました。
だって彼ら、かなり賢いと思うんですよ~。
こんなザル、すぐに見破って開けてしまうんじゃないかと
気が気じゃありませんでした。
3.白いスイカに頭の中も真っ白
ある朝「カラスに取られる前にさっさと収穫しよう!」と決意。
収穫したスイカを桃太郎に出てくるおばあさんのように
ざっくりと切ってみると…
ひゃああ、白い~!なんでぇ~!?
見事に真っ白でした。
実が大きくなれば、中身は勝手に赤くなっているような気がしていましたが
大まちがいでした~。
あ~あ。なんで収穫時期のこと調べないのかなぁ。
詰めが甘いよね~。
そうですよね。カラスの事ばかり、気にし過ぎでした。
反省しました。
スイカには細くてクルクルとした「巻きひげ」というものがついています。
これが枯れてきたかどうかを目安にするといいみたいです。
「巻きひげ」が緑色のうちはまだダメで、茶色~黒っぽくなったら
収穫できるんだとか。
う~ん…いろいろと勉強になります。
4.白スイカでサラダとぬか漬けを作る
さて、白いスイカは食べられるのか?
気になりますよね。
食べずにいたら、スイカとカラスの両方から怒られそうです。(笑)
まずはカットしてそのままを食べてみました。
きゅうりのように固いのかと思ったら柔らかいんです。
食感はスイカそのもの。「しゃくしゃく」した感じ。
肝心な味は…?
これはやっぱりスイカとは言えませんでした。
味は無いものの、かすかに甘さは感じます。
よおし、こうなったらサラダにしちゃえ!
左はスイカとイカをわさび味のドレッシングで和えました。
右は夏野菜とのコラボサラダです。
「スイカとイカ」?
ダジャレみたいな組み合わせですが…
たまたまイカが半端に余っていたのを軽くゆでてカットしました。
わさびのドレッシングがさっぱりしておいしかったのでご紹介します。
- ねりわさび 小さじ半分程度(チューブでOK)
- 酢 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- 塩麹(しおこうじ)小さじ1(※塩で作る場合は半量に⇒小さじ半分程度)
わさびも塩もお好みで調整してくださいね。
塩麹は塩でも大丈夫です。その時は半量を目安にしてください。
塩気と合わせたことで、スイカのかすかな甘味が引き立っていました。
スイカ以外のサラダにも使ってね~。
まぁ、スイカでサラダを作る人はあんまりいないかぁ。(笑)
さらに挑戦は続き…
次はぬか漬け…!!
この際です。やってみましょう。
もともと柔らかいこともあり、半日程度で漬けました。
これもまた、ぬか床に漬けたことで甘味が引き立っていましたよ。
「まぼろしの珍味」です!?
5.まとめ
- スイカの栽培には「カラス対策」が必須です。
小さい実でも狙われることはあります。
カバーをして、大切な実を守りましょう! - 収穫時期の目安は「巻きひげ」の状態を見ます。
巻きひげが茶色く枯れてきたら収穫を考え始めましょう。 - 慌てて収穫した未成熟のスイカでも食べられます。
サラダや漬物にしておいしくいただきましょう!
スイカのおかげで色々な経験をさせてもらっています。
「スイカ物語」はどこまで続くのか…?
「スイカつながり」でこんな本をご紹介します。
木皿泉(きざら いずみ=ご夫婦の共作ペンネーム)作の脚本
「すいか」は向田邦子賞受賞作品で2003年、小林聡美さんの主演で
ドラマ化されました。
こんにちは。「まな♪まな」管理人「えつ」です。
ひよこファーマーですが、小玉スイカにも挑戦中です。
カラスとの戦いに一喜一憂しながら育てていましたが、
とうとう収穫の日を迎えることに…!!
満を持してスイカを割ったら、見事に真っ白~!
スイカサラダ用に作った「わさびドレッシング」のレシピと共に
「白いスイカ物語」をどうぞご覧ください~。