たくあんを3本だけ作ってみる

たくあんアイキャッチ
えつ

こんにちは。田舎暮らしをゆるっと楽しむ管理人の「えつ」です。
秋の干し柿作りを楽しんだ後、たくあん作りにも挑戦しました。
大きなタルで大量に漬け込むのはちょっと…と思ったのでお手軽に3本だけ。
たくあんを気軽に作ってみたい人の参考になれば…と思います。

1.ハードル低めに作りたい

今年の秋はふとした思いつきで干し柿を作りました。
干し柿作りの記事も、ぜひこちらからお読みください!

干し柿作りアイキャッチ
えつ

手作り干し柿、甘くてトロトロでおいしかったなぁ。
干し柿作りで出た柿の皮たくあん作りで役に立ちますよ!

そんなわけで、干し柿を作っている時から
「次はたくあん!」と決めていました。(笑)
やはり手作りすると、着色料や化学調味料を避けられるのがメリット。

それにしても。
レシピ本の「作りやすい量」っていうのが私にとっては
「多過ぎる!作りやすくないなぁ」と。

だって一度に大根10本とか20本…ってねぇ。
大きなタル、たしかに持ってはいるんだけど…
普通の家庭ではなかなかハードルが高いなぁ…と。

漬けだる

そんなわけで私が漬けることにしたのは
たった3本!」(笑)
これならストレスなく作れそうです。

こんな手付きの四角いバケツに漬けることにしました。
このバケツ、なかなか使えるんですよ。
容量5リットルで横幅が30cmくらい。

バケツの中側に容量メモリもついています。
持ち運びにも便利だし、収納ボックスにも。
とにかくオススメです。

2.用意したもの

たくあん作りの材料は意外とシンプル。
干した大根米ぬかと粗塩あらじおで漬けて乳酸発酵させます。

愛用の漬け物レシピ本を参考にしました。
館野真知子たてのまちこさんの「きちんとおいしく作れる漬け物
(たくあんはP72から。)

この本のレシピも大根9本使用でしたが(笑)
材料は「大根の重量の〇%」と指定してあるので
少ない量でも作れます!

用意したのは
大根3本、米ぬか、粗塩、ザラメ糖、赤唐辛子、昆布、柿の皮でした。

たくあんを漬ける材料

大根の重量に対して、米ぬか15%,粗塩6%,ザラメ糖は2%です。
大根は干してから漬けるので、干した後の重さを計ります。
昆布は5cm×10cm…を目安に。私はきざみ昆布を使いました。

なすのごとく

赤唐辛子は種を取ったものを使ってね。
この時は2本使ったよ。

漬け込み用にはスクエアバケツ大きめのビニール袋
あとは大根の3倍程度の重量の「重し」も必要です。

3.漬ける前の大根干し

大根は、葉っぱも使うので葉付きの状態で買ってきます。
私は大根と葉っぱを分けて干しました。

大根葉を干す

主役の大根サマたちは紐でしばって2週間程度、吊るし干し。
水分が抜けてくると、だんだんしんなりして縮んできます。

大根を干す
えつ

たくさん作りたい時は「干し大根」を買うとラクですね。
季節になると売り出され、ネットでも注文できます。

たとえば、こんなサイトとか。

全国有機農法連絡会 2023干し大根

一緒に漬け込む柿の皮は干し柿作りでゲット。
皮をむいた後に天日干ししておきます。
まぁ、3本しか漬けないのでこんなにたくさんは必要ありません。(笑)

干し柿作りの皮
なすのごとく

リンゴの皮も一緒に漬け込むとさらにおいしく作れるよ。

4.漬けて…待つ

2週間干して、大根の水分がだいぶ抜けたところで漬け込み開始!
まずは先ほどの大根以外の材料をボールに入れて混ぜ込みますが、
この時、塩ひとつかみ分を残しておきます

材料を混ぜる

スクエアバケツにビニール袋を敷いて…
まずは混ぜ込んだ材料を底の部分に。
その上から大根を入れていきます。

大根を漬け込む

この上からさらに米ぬかたちを入れてギュッと押しておきます。
最後に残しておいた塩をふってから大根の葉でフタ。

塩でふた
大根葉のふた

断面図にするとこんな感じになりました。

漬け込みの図

全部を入れたらビニール袋をギュギュっとしばり、重しをします。
空気がよけいに入ると腐敗の原因にもなるので
ここはきっちり結んでおくのがポイント。

全ての材料を入れて袋を閉じる

重しは大根の重量の約3倍を用意しました。
漬け物石を買わなくても、家にあるもので。

重しをのせる

10日くらいしたら中味をチェック。
水が上がってきていれば重しを半分に減らします。
上がってこない場合は塩水(4%)を適宜、加えます。

えつ

あとは冷暗所で1か月~1か月半、待ちま~す。

5.まとめ

ちょこっとだけたくあんを漬けたので作り方をご紹介しました。

・大根は葉付きの状態で購入して2週間ほど外で干します。
 干した大根を購入することもできますが、少量なら自分で干して
 ボチボチと作るのが楽しいです。(笑)

・米ぬか、粗塩、ザラメ糖はそれぞれ「干した大根の重量」に対して
 15%,6%,2%です。

・果物の皮を一緒に漬け込むことで甘味、風味を加えることができます。
 柿、リンゴ、みかんなど、お好みで。

・重しをしてから10日目ぐらいに水分チェックをお忘れなく。
 水が上がっていたら重しは半分に減らします。

えつ

時間はそれなりにかかりますね~。
でもじっくり待つのもなんだか楽しい時間だし、
添加物のない漬物が食べられるのはうれしいな。

大根2~3本なら、本当に気軽に作れますよ。
ご紹介した「フタ付きスクエアバケツ」もご参考まで。
漬け物以外でも大活躍します。

なすのごとく

最後までお読みいただき、ありがとうございました。